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こんな人は雇うな(番外編)



こんな人は雇うな

下に挙げた人は会社を傾かせてしまうので雇わない方がよいでしょう
 しかしお前なんか首だと経営者の特徴である気の短さで一発両断するのは禁物です。
一番良いのはお互いに話し合い退職合意をもらえること、退職願をあちらからもらっておくことです。
 解雇は日本では認められていません。 人を安易に雇う経営者にも責任があります。 
人の首切りには恨みがつきもの 
挙句の果てはモンスターが労基署、組合、弁護士などの武器を連れてゾンビとしてあなたに襲い掛かることでしょう
 でも一度雇ってしまったら採用者に責任があるものです。ただし日本には採用の自由はあるのです。 採用にもっと力を入れて吟味しましょう。
 いざゾンビとなってきても戦えるよう最低限の備えが必要なのです。
 具体的には 採用に当たり6カ月の契約社員期間を置くこと(だめそうなら期間満了により退職)
 就業規則は10人未満でも作りましょう。 解雇規定はなるべく具体的に記載し、労働契約書または誓約書に会社としてどうしてもやってほしくないことを具体的に記載しておくことです。

 社員としての適格性があること とか 職務に忠実にとか
服装はふさわしい服装でとか甘っちょろい就業規則では小学校の学級目標と同じです。 具体的でないと線引きができません。

例えば服装なら、袖なしはだめとか 刺青、茶髪、長髪(とめる)、ネイルなどの禁止は業種によってはありでしょう

無断欠勤、遅刻、早退も日にちと特定しておくことです。 一番難しいのは能力不足と勤務態度の悪さですが、能力不足でも何度も教育は施すことです。(中小企業には良い人なんてなかなか来ないのですから)
 何らかの形で指導した実績を残しそれでも能力不足という蓋然性を積み上げる事が大事です。
 能力不足の方の場合は、意外と愛嬌や人柄もよい人も多く本人も自分ではどこも通用しないことを薄々気が付いています。 
 それゆえ会社からのリストラには一番敏感に対応してくるはずです。
一番の解決策は能力不足の人は最初から採用しない事
前職に照会するなど能力不足の人の履歴書はピンとくる不自然さが必ずあるものです。
  また中小企業といえども簡単な採用試験を設けましょう。
面接時も能力不足の人程誇大に自分をよく見せようと吹聴する傾向があります。 面接時に述べた内容については簡単な面接語録として記録しておきあまりに大きな虚偽については会社との信義則の問題となり解雇事由になります。

 勤務態度が悪い人 こちらもほぼ同様な対策となります。 勤務態度が悪いといっても挨拶もコミニケーションもできず根暗派
面接でもぼそぼそと目も合わせないというのは論外です。
逆に元気印でも社長に反旗を翻す反抗型
このタイプは面接でははきはきしていてペーパー試験もパスしてしまいますしなかなな見抜けないのですが
履歴書前職をよく見てやはり契約社員期間を置くことが肝心です。
自分さえよければいいエゴ型というよく言えばマイペース型
これは全世代共通でいるのですが特に団塊ジュニアあたりから就職の負け組を中心として価値観が変わってきていることに経営者はきづくべきです。
昭和の良い時代のように新入社員としてきちんとした企業に勤め社員教育をして、仕事を通じ定年まで成長するという階段をバブル崩壊後の不況で歩めなかった非正規社員が多く「出世はあきらめた・そこそこ趣味で楽しめるぐらい稼げればいい、家庭を持つとお金がかかるからいつまでも親元にいる 自分の仕事以外の面倒なものは一切やりたくはない 周りの人がどれだけ忙しいとか困ってても俺には関係ねー」
そんな意識が非常に強くなってきているのです。
 これも面接ではじければ良いのですが特に文系士業などは資格を持ってこういうタイプこそ一発逆転と非常に好まれて応募されますので注意が必要です。
こういったくれくれ君は資格を取り顧客を取り挙句の果ては従業員までという通常の世界ではタブーとされる競業禁止義務違反も多いのです。
個人的には将来独立希望の人は腰掛&泥棒になりかねませんからおすすめしません。 

いろいろ書いていますが
とにかく人と人 いつも従業員のせいばかりにしている社長さんは要注意
良いところも探しほめて育ててそれでもだめなら始末書、指導書などの証拠を残し辞めてもらうしかありません。

とにかく採用 ここをいい加減にせず窓際で排除することが一番の労務解決なのでその他ずらずら書いてみます。

●社長と相性が悪い人
結局のところ相性なんですよね。
ここがまずいと社長のエネルギーを消耗するので会社全体から行くとマイナスです(大企業のぞく)
優秀な人で反抗するタイプ、社長と相性が悪いタイプは、いくら優秀でも泣いて馬謖を斬る覚悟が必要です。
従業員は社長のまねをせず、従業員の中で一番上の人を見習う者
アンチ社長を見習われたら会社の秩序は崩れます。

●解雇歴のある人(これ絶対 前職調査は法的には違反らしいですがなるべく聞けるなら聞いたほうが良い)こういうタイプは毎回労働基準監督署などに訴え慣れしてますから辞め方も汚らしいものです。

●挨拶・返事・謝罪がまともにできない人(特にサービス業不向き)
ミスはすべて人のせいにして反省したり失敗を改善に結びつけられない人

●仕事を勉強させてもらうための場所と勘違いしているお客さま気分、永遠の学生タイプ

●テンションが常に低い人(サービス業不向き)

●時間=お金 座っていれば[拘束時間)お金がもらえると思っている人

●うっかり屋さん どんな商売でも向いていないと思います。
うっかり屋さんは性格がよかったり非常にまじめだったりして意外と社会順応性は高いものです。
しかし高確率で「ぬけてる」人って必ず社長を恐怖におののかせるようなミスをやらかすものです。 こういうタイプは性格なためいくら指導しても残念ながらまず直りません。 本人もある程度は自覚しているためかミスを隠したり、なるべく周りに聞かずに自分ルールでやってしまうため雇う方の立場からすると本当に怖いです。

●心遣いのできな人 相手の気持ち、立場に立って仕事ができない人(気が利かない人サービス業不向き)

●プライドが高く反抗心が強い人(業務命令に従わず常に訴えてやると心の中で包丁研いでいる人っているんです)

●お金に汚い人 会社のもの(顧客・ノウハウ・情報含む)を盗ろうとする人

●やたら労働法に詳しい人 権利意識が強すぎる人

●仕事を選ぶ人 マルチにやらない人 (要するにお子様わがままな人)

●経営者にも言えるが素直、謙虚でない人

●コミニケーション能力が乏しい人 人間関係が作れない人

●ミスが多すぎる人(性格がよかったり、愛嬌がある人が多いのですがこれを許していると会社に損害が発生するかも)

●会社より自分中心 考え方が全て自己中心な人(忙しい時ぐらい残業したり他の人の仕事手伝えない人は。。。)

●基本的に敬語も使えない身だしなみがだらしないなんていうのも問題外(何でため語でしゃべる??? ふけがあったり臭かったり
かばんももたずにどこ行くの?

●絶対に人のせいにする人 すぐ言い訳する人 だけど でも だから
3D禁止

●いつまでも人にぶら下がる依存心の強い人 いつまでもあると思うな親と金

●引きこもりタイプ 人と話をするときに目を合わせない人 人よりPCのほうが落ち着く人

●虚言癖のある人 ヒステリー体質で怒りまくる人 

●メンタルに問題のある人 

●上下のけじめをつけない人 フラットな組織が素晴らしいと勘違いしている人

●かげ口悪口告げ口が好きな人

●誰かがみてくれるからと自己完結で仕事ができない半人前の仕事しかできない人


●勉強させてください。という人

会計事務所で雇ってはいけないのはこちら


会計事務所は親分である所長=税理士のもとで職員が務める形態のためまず親分との相性が悪いと長続きはほぼ困難といえましょう。

 これは人数の多少にかかわらず会計事務所のカラー=トップであるためどうしても相性が悪く、経営方針のようなものに沿わない人はお互いに不幸になりがちなのです。

 また会計事務所というのはお客さまの大事なお金に関する書類を扱う者 いわば数値=お金 間違い=財産・信用を損ねるということにつながるためまず「ミスが少ない この仕事に真摯に取り組む姿勢」が一番です。
また会計事務所職員はどちらかというと根暗でコミニケーション能力が乏しく営業に不向きな傾向にあるため(営業ができないからバックオフィスを好む)根明な人を採用するというのもポイントです。

明るく素直であいさつがきちんとできて礼儀があり、責任感のある人
こんな普通なことが一番に求められます。

自頭のいい気の利く人 やはり素質=頭がいい人は伸びる早さも雲泥の差です。
ここまで兼ね備えているとまずしょぼい街の会計事務所などでは採用が困難になるのですが希望を述べるのは自由です。


逆に会計事務所で絶対に雇ってはならないタイプは

うっかりさん
これは性格と同じで先天的なものなのでしょう。 ミスを指摘しても1カ月もたたないうちにまた同じミスをする。
その場では反省しているようでもまたしばらくたつとある一定の確率で致命的なミスをして非常に細かい指導が必要になる。

 うっかりさんは愛嬌もあり、性格も従順で意外と客先の評判などはよい人も多いだけに苦しむのですが、致命的に同じミスを繰り返す、またそのミスに対しうっかりと必ずしてしまう、言葉でしか頭に入らない 周りが目に入らない かわいそうですが違う仕事を目指した方が双方の身のためです。

現状維持さん 
会計事務所のように毎年同じことの繰り返しである業種においては非常に好まれる傾向が「現状維持、変化を嫌う 行動しない」という人々です。
所長がこれをやるぞーと声をかけてもしばらくはその通りにしていてもまた元の木阿弥に戻る。 自分の慣れ親しんだやり方に固執しその現状維持力というのはすさまじいものなのです。
 現状維持ですら厳しい経済環境ですから、これで現状維持できればよいのですが中小企業が減っている中このままだと自然にパイも売上も減少していくしかありません。
変化を受け入れ、逆に新しいものにチャレンジする気持ちがなく狭く自分の担当する慣れ親しんだ仕事しかしない人はやはり違う仕事を目指した方が双方の身のためです。(でもこういうタイプは他に行先もないものです)

●めんどくさがりやさん
 会計事務所 社労士事務所でもそうですが、先生業というよりお客さまが面倒くさいな、わからないなと思う仕事をやってあげるからフィーが成り立つ仕事です。
 そんなサービス業であるのになるべく面倒なことはやりたくないという意識をベテランほど持ちたがるものです。
 電話→でない 訪問→自分からしない 不明点の連絡→なるべくしないで前年と同じ処理 全担当者と同じ処理 ひどい場合は推定簿記
報告→なるべくしない 謝罪→絶対しない みんな所長のせい事務所のせい 自分の担当外の仕事がポテンヒットでくる→スルー
自分の専門外の仕事(社労士業務など)→スルー
会計以外の相談→スルー
 とにかくこの仕事は地味で面倒くさいものの塊なのですからこういう態度の人は違う仕事を目指した方が双方の身のためです。(なぜなら中小企業の困り事相談を親身でうけて感謝されることが仕事の生きがいにできる人が理想だから)

●反骨屋さん
 
反抗的な人、業務命令に従えない人
いつか仕返ししてやろうと陰で包丁を研いでいるような人
 辞めた後労働基準監督署に駆け込む人
 こういう人も必ず一定割合でいます。 所長、職員のエネルギーを消耗しはては気のいい所長なら精神的に壊れてしまうほどのストレスになりますからトランプのババは必ずひかないようにしましょう
 反骨屋さんは前職のある場合必ずそこでも問題やを起こしていますので前職に聞いてみましょう(解雇歴あり)

●メンタル不全
反骨屋さんと同様一番困るタイプです。 これも病歴などを隠していただかないよう採用チェックリストで確認しましょう。 

仕事が遅い 物覚えが悪い人
会計事務所は経験が命といわれます。 実は経験があっても仕事が遅い人、物覚えが悪い人 勉強しない人 進歩しない人はあっという間に優秀な初心者に追い抜かされてしまう者です。
 特に仕事ができない スピードが遅い ミスが多い人を人並みにまで引き上げるコスト(まず無理です)は優秀な人を雇うコストより高くつくのが普通です。






はやし会計