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経営者と従業員の違い




経営者(所長)と職員(社員)の違い

 どんな事業においても経営者と雇われというのは意識が180度違うもの。  これだけはどうしてもしょうがないんじゃないでしょうか

自分も給与所得者の時は、「拘束時間=給料=当然もらえるお金」と思ってました。

でも経営者の人は違いますよね。 儲かってるときは、その成果に報いて給与をあげたい 何で要領が悪い上のだらだら残業時間、自分のミスの後始末の残業時間まで割増賃金はらわにゃあかんのやって
 何もボランティアやってるわけではないのだから給料は利益から払う者 1000円しか稼げない人に2000円払うならはじめから雇わない方がましなのです。
要領よく残業なしで10万円の仕事をした人より要領悪く残業して15万円の賃金もらう人ってどうみてもおかしいですわ

 それに会計事務所に限らず事務職員って意識が自分らの仕事は永遠にあると勘違いしている半公務員的なところありますね。

 国税庁の調査ではかなり厳しめで冷やかし設立などもふくめているからなのでしょうが企業の生存率3年で半分消え、5年で85%消え10年続くのは6%というデータもあるんです。
 なんせ平成不況以来25年間開業率が廃業率を上回ってるんですから税理士だけは免除が試験より多い摩訶不思議システムのせいで増殖してても顧客である中小零細企業はどんどん消えているのが実情なのです。

 それでなくても通常の会社でも毎年何もしなくては確実に2割は顧客が消えていくといわれています。
それでも会計事務所職員って所長も含めて「顧客はずっと存在する」もので危機意識あまりないですからね。 
いつまでもあると思うな親と金と顧客ってことが全然わかってない。

 2割減るのだから事務所や会社を維持するためには社長(所長)が汗水たらして営業戦略をもってやらなくてはならないのです。

 たとえばミスを対外的に起こしたとしても結局のところ士業の場合全責任は親方である税理士が負わなければなりません。

責任=人の上に立つということなのです。

今のご時世多分になんでも人のせいにしたがる他罰的、理不尽な人が増えてきました。それでも耐えがたきを耐え忍びがたきを忍び自分が責任を取るという腹くくり

それができルのとできないのの差が経営者と従業員の差なのではないでしょうか

きちんと挨拶ができること、返事をできる人きちんと言い訳せずに謝ることができる人そういう人もすごく少なくなってきています。
勇気を出して注意を経営者がしてもすぐふくれて次の日は退職願
それでは人の良い経営者は人間不信になってしまいます。

昔から手に職を持つ事業はつぶれにくいといわれたものです。
医業、歯科医師業 整骨業、美容士業、そして税理士業などもその中に入っていたのかもしれません。
 一方建設業、飲食業、教室業、小売業などは明日の売上は約束されてませんから常に営業開拓が必要になるわけです。(一部下請け除く)

でも職員に営業を期待しても無駄でしょう
 そもそも会計事務所職員って営業ができない人、何となくパソコン前のデスクワークが好きな人、テンション低めで暗めな人
挨拶もできなくて引きこもって仕事をするのが好きな人が自然と集まってしまうダークサイドにみちみちてるところが多いのではないですから
 なぜに会計事務所がダークな雰囲気になるのか それは、税理士試験の摩訶不思議な基地外システムにより鬱屈した受験生が多い事
その受験を通り抜けた鬱屈大魔王である所長が存在すること(まあそれでもOB、大学院免除で税理士の6割超を占める鬱屈増進システムですが)が主原因
他にも所員がやったやらかしやミスで税務調査等により損害賠償下手すると資格取り上げ事務所が飛んでしまう恐れもあるわけで税理士法にしつこく書かれるまでもなく職員監督をきちんとしなければならないストレスがあるのです。 そこまでいかなくてもすべての責任は資格者である所長一人にあるために鬱屈ワールドが築かれやすい土壌があるかもしれません。
 個人的には明るいほっとするような会計事務所を目指していますがなかなか明るくよく気が付きミスが少ないという良い人材は零細会計事務所では採用が困難。

 せめて所長に職員の作業をたくさんやらせないよう心遣いができる人が一人でもいるなら御の字のワンダーランドなのです。
また伸びない会社の特徴は経営者が従業員とフラットになりすぎて従業員のやる仕事=作業ばかり社長がやってしまう傾向があります。

そういう場合は経営者が経営者の仕事をしていないわけだから事業所は伸び悩みます。

 経営者が「作業=誰がやっても同じ仕事」をやることを当然と思ってる職員多いですよ。職員と同じ仕事をしていることが多いと自分たちとこの人は同じステイタスと思い込んでしまうわけです。
 でも結局のところ営業したり企画立案実行 最後の責任を負うのは経営者しかいないわけですから作業にばかり時間を取られていては発展しないのは自明の理なのです。

 やっぱり税理士自体がそういうダークサイドの魔王になってるからというのもありますがやはり仕事がらミスが許されない事や人の税金の計算とあまり心躍るような楽しい仕事でないことも一因でしょうか

税理士事務所が暗いのはやはり税理士及び税理士受験生の存在が大きいでしょう

 税理士受験生の2年間丁稚制度があること 税理士受験が難しさがキチガイモードでOB免除のため一般受験生においそれと受からせないよう難しいためなかなか足を洗えない事 科目合格制度のため勘違いしてなかなか方向転換が困難なことなの様々な事情により やはり仕事一筋明るくやろうって人少ないですもん。 
一般社会なら「もうお前は詰んでいる」BY北斗の拳ケンシロウのような人でも永遠に受験生としてチャレンジし続けてますからね。

どちらかというと自分が一番大事、資格を取って一発逆転今は世を忍ぶ仮の姿っていう感じのテンション低めの暗い鬱屈した受験生で占めている事務所が多いのではないでしょうか?
 まあそういう事務所は嫌だと 私個人の考えではなるべく悩める社長様のパワースポット(元気になれる場所)となれるよう明るい思いやり心遣いのできる人で職員で固めたいというのが本音なのです。

 またやはり受験と仕事を両立するのは難しいですよね。ミスの多い人少ない人っていますが、タイプに分けてイメージ的に
ミスが少ないこの人に頼めば安心な人=50人に1人
まあミスが少ない人=30人に1人
ミスが必ずある85点の人=事務職の8割はこのタイプ やっつけ仕事が多く本分が税理士受験生もこのタイプ
ミスがやたら多すぎて怖い人=10人に1人タイプ こういう人は残念ながら事務所が飛んでしまう恐れもあるので無難な仕事を頼み1年ぐらいで本人ご了解のもとやめてもらうしかありません。

 税理士もまたなぜか自分の苦労した時代を回顧輪廻してしまうのか こういう受験生を好んで集めて鬱屈ワンダーランドを必ず築き上げてしまうんですよね。 
 私も独立前に雇ってもらい会計事務所の経験を積ませてもらって大感謝しているので大前提として明るく人に思いやりのある人なら資格などは無関係で採用したいとは思うのですが…
あとは矛盾しているけど試験は受かったもののどうしても実務経験が積めないとお悩みな人は相談に応じます。(私も受験生の時に悩みましたからね)

 それでも税理士といえども経営者 経営者の方と話をしていてよくわかるのですが人を雇った事のある人は人を見る目がすごいですよ
 面接でこの人やばいな〜と一瞬にしてわかってしまうんです。 
 修行の足りない時にはまあ手も足りないし 調子にのって深く考えず自分の察知した負のアンテナを押し殺して採用して自分がさも親分になったかのような優越感に浸ってしまうわけです。(まあこういうケースは大概後で痛いしっぺ返しが来てしまうものですが)

 人を雇う働いてもらうというのはどんな本を読んでもわかりません。
結局事業主が痛い目に何度かあって授業料と思いこれで自分の経営者としての経験値が上がったと考えないとやっていけません。
 だいたい早くて1日遅くても1カ月ぐらいで使えるかどうかなんてわかります。それでも自分で太っ腹で雇った従業員ですもの何とか教育してものになるか最低でも1年は養成機関です。(コスト的には大赤字)
もちろん新入り1年間は、ミスをやらかすのは当たり前そんなもの教えないベテランや所長の責任です。 どこまで信用が継続できるかと所長の忍耐力が試される持ち出し期間です。
こういうケースで経営者がいらいらする気持ちはよくわかりますから安易な正社員採用は
この厳しいご時世考え物です。

私は最近採用方針を変えてハロワだと絶対載せてくれないネガティブリスト方式に変えました。 
応募の条件とは
●税理士試験免除制度ご利用の方
●税理士や社労士の資格者不可(自分で独立しなされ)
●免除制度ご利用の方絶対不可(OQ(アウトオブクエスチョン)
●資格を持ってて独立前提の腰掛不可(持ち逃げ前提なら独立しないほうがよい)
●過去に解雇歴あり不可(これで痛い目にあってるもんで)
●前の事務所のやり方に固守する方不可(使いずらいやん TKC信者とか)
●暗い人、テンション低目な人不可(サービス業としては感じの悪い人っておりますやろ? いや性格はいい人なのかもしれまへん でもサービス業には向いてない 元気ない人挨拶がはっきりできないでもじょもと言ってる人
こういう人はお客さんにとっても疫病神にしか見えません)

まあ一番ダメなのは経営者である所長私なのかもしれませんが少なくとも人の悩み 数字の悩み それは少しは従業員より社長さんの気持ちわかるはずです。
所詮経営のこと、資金繰りのこと、従業員の悩みなんて同じ人を雇って経営している同じ経営者にしかわからないのですから

 TKCの宗教用語巡回監査???などでは巡回監査するのは無資格の職員がデフォルトですが、経営者の方は無資格職員に「経営相談」はできませんから期待しないでください。 やはり雇われいる立場では責任がありませんし、人を雇い経営したことがない労働者の立場からでは経営者の生の悩みには答えられないと思うのです。 






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