■ 学習戦略・全体方針
学習期間の目安 専門学校では一次二次総計で1000時間と言われている。自分の勉強時間は把握してない。6月からは一日平日3時間確保(オンラインながら聞き含む)
1日の学習時間 一日3時間目安 到達しない日は土曜日に4時間~6時間 日曜はあまりやらず
学習の優先順位 事例Ⅳは寝坊・旅行などの日以外は毎日やるのを日課に! 一次試験は暗記がものをいうので6.7月の直前期は暗記優先
おすすめ教材  一次はスタディングで移動時間など隙間時間を有効活用しました。 経済は石川秀樹先生のYoutube月速習ミクロ経済学 マクロ経済学
過去問、ふぞろいの答案分析、2次試験合格者の頭の中にあった全知識 意思決定会議講義ノート(通称いけかこ)30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集 またYoutubeのTBC受験研究会の山口先生のしゃべり方が好きで二次速習テキストとyoutube動画を車中移動中に何度もまわしました。試験委員の書籍も購入しました。 
「スモールビジネスマーケティング」 岩崎邦彦著 事例Ⅱ 岩崎先生の著作は沢山あるけどどれか1冊で十分 書いてあることがほぼ同じ感じ
「生産管理と品質管理」 木内正光著 事例Ⅲの概念が薄い人とりあえず読むのにおすすめ とっつきにくく半分ぐらいは流し読みでも
「事業承継の経営学」 落合康裕著は、なかなか私の本業でも使えるためになる書籍でした。これら以外はあまり手を伸ばさないほうが得策です。
独学 vs 予備校  ネットでは独学+いけかこ+ふぞろいで300時間+200時間などでスラっと合格する強者が多いですが、凡人はやはり専門学校を利用したほうが近道かと思います。
一次は私は時間がとにかくあまり取れず通勤(車)顧客訪問(車)と車中で聞けるのでオンライン講座に絞りました。今風で安いというので一次試験のインプットはスタディングで十分です。ただし経済学はスタディングだと厳しいと思います。先ほど述べた石川先生のyoutubeで初めて理解しました。
二次も結果からすると独学で上記の市販の問題集参考書でもやりこめば行けると思うのですが
過去の税理士試験で教材費用をけちり長引く結果になったため、財力がついた今、自己啓発、研修と思い、お金で勝負!と合格実績の高いMMCと合格返金保証のあるクレアールに(先にクレアール後からMMC追加)申し込みました。 税理士試験でおなじみの(えらく昔ですが)TACの直前対策講座にも焦って二年目手をだしてしまいかえってぶれてMMCの模試の点が下がりつつあり焦りました。クレアールは基礎の部分は勉強になったのですが模試の回数が少なく安いのもありすべてPDFでアップロードPDFでダウンロードで解説がしつこすぎて途中からほとんど手つかずでした。 一度だけ添削提出したのですが採点もひどい点で自信がなくなりました。
個人的好みでいうと申し訳ないのですが専門学校って相性もあるので 私はTACやクレアールのオンライン通信の先生のしゃべり方が嫌いで、MMCの代表先生の中小企業診断士協会や試験委員を馬鹿にしたような本音しゃべりのオンライン講座や添削がアットホームで好きでした。また事例Ⅳの問題量が多く充実している点もメリットです。 受験校の中には試験委員や本試験問題を神のようにあがめているところもあるので、MMCのアプローチが新鮮でした。
時間がある人なら独学 時間がない人は通信型専門学校がおすすめです。
かつあまり私のようにいろいろ手を出さないのが肝心かもしれません。
■ 科目別攻略法
経済学・経済政策 何度も書いているように石川秀樹先生の 速習マクロ経済学 ミクロ経済学とYoutubeが最強です。
財務・会計 税理士のため受けていないので割愛
企業経営理論 二次試験でも一番肝になる科目です。1年目は1問たらずで60点満たず 他で十分クリアしていたのですが経済も1問足きりにあい二年目で合格
合格した年は正解の選択肢も内容を理解しとにかく過去問をまわしました。 当日も面食らうような内容が必ず出ますが文章読解力や推量力で何とか2択にしぼっていくやり方で高得点をとることができました。
運営管理 苦手が多い工業分野 アローダイヤグラムとか未だにわからん。 でもNECの子会社勤務でメーカーの考え方はわかっていたのと顧客で工場持っているお客様もいるので割とイメージわかせることができました。 
でも店舗のほうがより点が取りやすいのでそこで暗記中心にかせぐ方法をとりました。1年目で合格
経営法務 この科目は年により異常に難しい年があるとネット収集で聞いたため知財や会社法に絞り暗記を務めました。法務は、条文を読むことには慣れていることもあり、意外と高得点で簡単な年でもあり合格点+20点稼げました
経営情報システム この科目もここ数年異常にマニアックな内容を問うことが増え、受験生を苦しめています。国家資格であるITパスポート試験はこれより簡単ですし受けておくと優位性にたてると思います。ITの分野は日進月歩のためあまり古い過去問は意味がないような気がします。
中小企業経営・政策 この科目は時間も長いですし完璧暗記科目のため私が受けた年は時間に余裕があり早めに退出できました。年によってはここを厳しくすることもあるので得点源にするためにも直前期の暗記は大事です。いずれにせよ古い教材は使用不可です。白書の内容は二次試験でも覚えておいて損はないです。
■ 第2次試験(筆記・口述)対策 令和7年度の第2次試験は申込者7,355人、合格者1,240人、合格率17.6%でした。
事例Ⅰ(組織・人事)  結論から言うと、二次試験は「知識量そのもの」を競う試験ではなく、与件文から根拠を拾い、診断士として筋の通った助言を、制限時間内に安定して書けるかを問う試験です。

事例Ⅰは、組織・人事の問題に見えて、実際には経営戦略と組織運営のつながりが問われます。
典型的には、次のような論点が頻出です。

  • 創業からの成長過程と組織変遷
  • 権限移譲、部門化、管理体制
  • 人材育成、評価制度、モチベーション
  • 後継者育成、組織文化、古参社員との関係
  • 新規事業や多角化に合わせた組織再編

攻略の核心

事例Ⅰは、人事論を単体で書かないことが最大のコツです。
組織・人事の答案は、必ず「経営戦略に合っているか」で評価されます。

たとえば、新規事業に進出する企業なのに、答案が一般論で「コミュニケーションを活性化する」「研修を充実する」だけでは弱いです。
その新規事業を成功させるために、具体的に

  • どんな人材が必要か
  • どの部門が連携すべきか
  • 誰に権限を持たせるか
  • どんな評価指標に変えるか

までつながって初めて点になります。

具体的な解き方

① 最初に設問を見てからある程度問われていることを想定 5分してから与件を読む 20分~30分

  • 設問を読んでから解答骨子を思い浮かべる。 設問の問われていることや制限事項は赤いボールペンで線を引いた。
  • 最初の与件から私の場合はほぼ鉛筆1本で段落分けの線を引きS W O T を書きながら、重要なところは鉛筆でマーク横に注釈する。最重要は赤線とする。
  • 与件の右余白に設問番号を付し設問との対応付け
  • ラインマーカーで色分けしている時間がない。試験場ではカラフルなラインマーカーを持ってる人もいるけど自分土壇場で自分のやり方を変えない



③ 切り口を固定して、下書きをする人も多いですがとにかく時間との勝負のため省略解答メモを作成する 10分~20分まで

事例Ⅰは、毎回ゼロから考えるより、基本切り口を持っておくと安定します。

※注意ポイント 事例Ⅰは、与件企業の時世 歴史の流れ、レイヤーを外すと答案がぶれます。 
幸の日も毛深い猫がキーワード
レイヤー ビジョン 経営戦略 
     
     組織構造 組織文化 ねこ ネットワーク コミニケーション 
     組織風土  けぶかい  権限移譲 部門化 階層化
     人的資源管理 さちのひも 採用 配置 能力 評価 モチベーション
困ったときのバーナード 共通目的 コミニケーション 貢献意欲

  • 組織構造
  • 権限配分
  • 情報共有
  • 人材育成
  • 評価・処遇
  • 組織文化
  • 後継者・管理職育成

この枠で考えると、抜け漏れが減ります。

④ 解答を始める。 書くことの早い人で20分 遅い人で30分は最低確保 とにかく空欄はタブー 後で見直す時間を10分は最低とる(ここは全科目共通)
解答着手 主語 述語最低限おかしくないか読み直す。 
※注意点  体言止めしない。 与件に根拠ないアイデア論(こんなこと書いてありましたっけというのを思い返す)書かない 課題と問題点分ける  経営マター 組織マター 人事マター レイヤー意識する。 国の試験人をリストラするような解答しない 中小企業はお金がない 高額な費用が掛かることもしない 最初の言葉とつじつまが合わない語尾は書かない(文章を論理的に 切り口 の面で 根拠 のため をする) 

高得点につながる書き方

事例Ⅰでは、抽象語だけの答案は伸びません。
「連携を強化する」ではなく、

  • 営業と製造の定例会議を設ける
  • 部門横断チームを編成する
  • 新規事業責任者に権限を委譲する
  • 管理職研修と評価制度を連動させる

のように、組織上の具体策まで落とす必要があります。 抽象的な答えは点があまりもらえない かといえ事例にのってない関係ない答えは点に結びつかない

事例Ⅰでやりがちな失敗

  • 人事施策を並べるだけで、経営戦略につながっていない
  • 与件にない理想論を書く
  • 成長期・成熟期など企業の段階を無視する
  • 「士気向上」「共有強化」だけで終わる

事例Ⅰの攻略要約

経営戦略に合う組織と人事を書く。これがすべてです。
とにかく事例①~③は金型にはめるしかないと個人的には思います。 その金型方式が気に食わんと試験委員もあの手この手で
問題の出し方を変えてきていますが型をはめていれば
迷わない
事例に沿って解答できる
すごい勢いでポエム書かない
キーワードを引き出しに入れて問われたことに素直に応える
〇〇に対して
主語+キーワード+具体的記述
という型をはめる形式をMMCで学んでから割とすらすら書けるようになってきました。しかし社労士なのに事例1は二年間とも56点と全く点が伸びないトホホの点でした。
一番最初の科目なのでここでつまずくとメンタル的にきついです。
試験会場の早稲田大学で何故か学生のような人についていき、文学部に行ってしまい(方向音痴バカ)走って教室到着
こんなんだから と冷や汗もののスタートでした。
とりあえず事例①から③はマス目を埋めること
主語と述語を正しく根拠を事例から持ってくる→結論 ① ② ③ という形で解いていきました。
またこの科目はレイヤーが大事 経営戦略マターか 組織マターか 人事施策マターか ここを外すと大事故に

事例Ⅱ(マーケティング)

事例Ⅱは、単なるマーケティング知識ではなく、誰に・何を・どう売るかを、与件企業の強みで具体化できるかが問われます。

典型論点は次のとおりです。必ず だなどこで

  • 標的顧客の設定  誰に
  • 既存顧客と新規顧客の使い分け 誰に
  • 製品・サービスの差別化 何を
  • 販促手段の選択 どのように
  • 店舗、Web、SNS、口コミなどの活用 どのように
  • 地域資源、既存固定客、ブランドの活用 どのように

余裕があればその根拠と最後に効果もいれると望ましい。

攻略の核心

事例Ⅱの本質は、助言の具体性です。
ふわっとした答案では点が伸びません。

たとえば、
「SNSを活用して認知度を高める」
だけでは弱いです。

強い答案は、
「若年層に対し、看板商品や利用シーンを短尺動画で発信し、来店動機を高める」
のように、

  • 誰に
  • 何を
  • どの手段で
  • どういう効果を狙うか

まで書けています。

具体的な解き方

① 最初に顧客を分ける

事例Ⅱは、顧客を曖昧にすると答案が崩れます。
最初に次のように整理します。

  • 既存顧客か新規顧客か
  • 個人客か法人客か
  • 地元客か広域客か
  • 高付加価値志向か価格志向か
  • 若年層かシニア層か

② 強みと顧客ニーズを結びつける

「自社の強み」だけ書いても弱いです。
「顧客ニーズ」だけ書いても弱いです。
両者をつないで初めて助言になります。

例:

  • 強み:職人の高い技術
  • ニーズ:安心して任せたい高齢顧客
  • 助言:施工事例や担当者紹介を見せて不安を下げる

③ 4Pよりも“助言の一貫性”を重視する

商品、価格、販促、流通の視点は便利ですが、機械的に全部書く必要はありません。
設問が販促を聞いているなら販促中心でよく、顧客戦略を聞いているならSTP中心でよいです。

高得点につながる書き方

事例Ⅱでは、施策を一個ずつ独立させないことが大切です。
たとえば、

  • ターゲット設定
  • 商品提案
  • 情報発信
  • 来店・購買導線
  • リピート化

を一本の流れで書くと強くなります。

たとえば、
「子育て世帯を標的に、安心・時短という便益を訴求し、SNSと口コミで認知を広げ、体験会や予約導線で来店につなげ、会員化で継続利用を促す」
という流れです。

事例Ⅱでやりがちな失敗

  • 顧客像が曖昧 機会はOで赤字 機会を使うごとに消し込む
  • 施策が一般論で終わる
  • 与件企業の強みを使っていない 強味はSで赤字 使うたびに消し込む
  • SNS、EC、イベントなど流行語を並べるだけ
  • 「新規顧客獲得」ばかりで既存顧客活用を落とす 新規 既存 4P 短期的には 長期的には など面を切る

事例Ⅱの攻略要約

ターゲットを明確にし、強みとニーズを結び、販促まで具体化する。

 事例Ⅱは一番ポエム事故が起こりやすい科目です。 私のように200件以上の中小企業の顧客を持っていると あ、同じ業種だと必ずなるわけで、思いつく自分の経験からくるストーリーを書きたくなります(だから年輩ベテラン程落ちる)年の甲や経営職経験、深く長い経験は本職コンサルではすごく強味となるのでしょうがいざ試験だと仇、逆の結果につながるのがこの試験の嫌なところです。
 令和7年は、スポーツマッサージ店 思い切りダイナミックプライシングを書いてしまいました。 隣の人は15分も早く退出していて焦りました。
いくら去年に比べて書き安い簡単に見える問題でも簡単なら採点も厳しくなるわけで相当自信がある人なんだなと思いました。
経験から見てもお客さんでも最初は自分のサービスを知ってもらうため割安料金にしたり、付加価値の高いサービスで値上げしたりしてるもんな
試験はそれなりに埋めたけど60点ぎりでした。

事例Ⅲ(生産・技術)

事例Ⅲは、生産管理や現場改善が中心です。
よく問われるのは次の論点です。

  • 生産計画
  • 工程管理
  • 品質管理
  • 在庫管理
  • 納期管理
  • 多品種少量対応
  • 属人化の解消
  • 標準化、マニュアル化、教育訓練
  • レイアウト改善、設備活用、外注管理

ここでもキーワードがいきます。
IT→ DRINK データベース リアルタイム 一元管理 ネットワーク 共有
3S→標準化 簡素化 専門家
5S→「整理(Sort)」、「整頓(Set in order)」、「清掃(Shine)」、「清潔(Standardize)」、「躾(Sustain)
ERICS→E(排除), C(結合と分離), R(入替), S(簡単化)

攻略の核心

事例Ⅲのポイントは、現場の問題を構造で見ることです。
単に「作業効率が悪い」ではなく、

  • なぜ効率が悪いのか
  • どの工程にしわ寄せがあるのか
  • 情報伝達に問題があるのか
  • 標準化不足なのか
  • 設備配置なのか
  • 需要変動への対応なのか

まで分解して考える必要があります。

具体的な解き方

① 問題を4つの軸で整理する

事例Ⅲは、次の4軸で整理するとかなり安定します。

  • Q:品質
  • C:コスト
  • D:納期
  • F:柔軟性、負荷対応力

多くの設問は、このどれかに関係します。

② 原因を工程の流れで追う

与件を読んだら、受注から出荷までの流れを頭の中で図にします。
そうすると、

  • 受注情報が現場に遅れる
  • 生産計画が曖昧
  • 段取り替えが多い
  • 特定技能者に依存
  • 検査が後工程に偏る
  • 外注管理が弱い

といった論点が見えやすくなります。

③ 改善策は“管理面”と“現場面”をセットで書く

事例Ⅲでは、片方だけだと弱いです。

たとえば、

  • 現場面:作業標準化、レイアウト見直し、5S、多能工化
  • 管理面:生産計画の明確化、進捗管理、負荷調整、情報共有

を組み合わせて書くと答案が締まります。

高得点につながる書き方

事例Ⅲでは、「何を改善するか」だけでなく、「どう改善するか」が大切です。

例:

  • 作業手順を標準化する
  • 作業票を整備する
  • 設備別・工程別の負荷を見える化する
  • 段取り時間短縮を進める
  • 教育訓練で技能継承する

このように、現場で実行できる形で書くと得点しやすいです。

事例Ⅲでやりがちな失敗

  • DXやITを万能薬のように書く
  • 現場改善なのに抽象論で終わる
  • 生産計画と現場作業を切り離して考える
  • 多能工化を乱用し、かえって品質面を落とす
  • 与件の制約条件を無視して大規模投資を書く

事例Ⅲの攻略要約

工程の流れを追い、QCDで問題を整理し、管理改善と現場改善をセットで書く。

 事例Ⅲ程金型式があてはまる事例はありません。 またお客様で工場持ってる方もいるのである程度は理解できました。
それゆえポエムにならないよう 与件で生産計画や統制を聞かれているのか 生産現場 IEを聞かれているのか ITか 経営戦略か をこれも分別し分けが大事です。
主語 + 事例から(根拠)のため課題(キーワード)→改善策(キーワード含む)かな もう書き方忘れてきた。
課題と問題点の違いも基本ですが大事です。 試験であれだけ叩き込んだのに実務補修で課題のところに問題点書いてしまいました。
「聞かれたことに答えない そもそも人の話を聞いてない」 そういう人って社会にいっぱいいるけど一番腹立つもの やはり採点者側からすると理路整然とした文章でも聞かれたことに答えてないと点をくれないです。

本番では浮かぶキーワード 標準化 情報共有 短納期化 定期発注  ベテランOJT マニュアル化 発注基準の見直しなどMMCで学んだ事をずらずら書いたら何とか62点取れました

事例Ⅳ(財務・会計)

5. 事例Ⅳの攻略法

財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例です。

事例Ⅳで何が問われるか

事例Ⅳは、計算力だけでなく、数字を使って経営判断を行う力が問われます。
代表論点は次のとおりです。

  • 経営分析
  • 損益分岐点分析
  • CVP
  • 原価計算
  • 設備投資意思決定
  • NPV
  • キャッシュフロー
  • セグメント別採算
  • 予算差異、意思決定会計

攻略の核心

事例Ⅳは、満点を目指す科目ではなく、取り切るべき問題を確実に取る科目です。
合否を大きく左右しますが、難問で崩れると全体が壊れます。
令和7年は問題が相対的に簡素化したため、事例4ゲーになりました。 
協会としても今度は超難化しバランスよく点が取れる人材を診断士にするような試験になるでしょう(個人的予測)

具体的な解き方

① 解く順番を固定する

事例Ⅳは、毎回順番を迷うと時間が足りません。
一般的には、

  1. 経営分析
  2. 取りやすい計算問題
  3. 記述問題
  4. 重い投資意思決定や応用問題

の順が安定しやすいです。

② 経営分析は“指標選定の理由”まで意識する

経営分析は、ただ指標名を覚えるだけでは不十分です。
なぜその企業にその指標を選ぶのかが大切です。

たとえば、

  • 収益性が落ちているなら売上高営業利益率
  • 効率性が課題なら棚卸資産回転率や有形固定資産回転率
  • 安全性が課題なら自己資本比率や流動比率

というように、企業の状況に合う指標を選ぶ必要があります。

③ 計算は途中式を整理する

事例Ⅳで崩れる人の多くは、知識不足というより処理ミスです。

  • 単位をそろえる
  • 年数をそろえる
  • 税引前か税引後かを確認する
  • 固定費と変動費を分ける
  • キャッシュフローと利益を混同しない

この確認を徹底するだけで失点が減ります。

④ 難問は見切る

合格率17.6%の試験ですが、だからこそ、みんなが取れない問題に時間を使いすぎるのは危険です。第2次試験全体では筆記後に口述に進む構造であり、まず筆記で「相当の成績」を取ることが必要です。

高得点につながる書き方

事例Ⅳは、計算問題でも記述問題でも、結論を明確に書くことが大切です。
たとえば投資判断なら、単にNPVの数値だけでなく、

  • 採用すべき
  • 採用すべきでない
  • 理由は投資額に対して将来CFが不足するため

まで書くと締まります。

事例Ⅳでやりがちな失敗

  • 1問に固執して時間を失う
  • 経営分析で指標選定を誤る
  • 利益とCFを混同する
  • 税金、減価償却、残存価額の扱いを落とす
  • 計算は合っていても結論を書かない

事例Ⅳの攻略要約

取りやすい問題を確実に取り、ミスを減らし、判断を明確に書く。
事例Ⅳはとにかく毎日電卓たたき計算練習をするしか方法はありません。

私は旅行 二日酔い 寝坊以外は毎朝4時半過ぎに起きたら財務問題解いていました。 ぐんぐん伸びるという感じはないけど解けると楽しくなってくるんですね 財務やらないと落ち着かなくなる習慣化
そこそこ自信があったのに1年目はなぜか撃沈
二年目もあせったけど第二問の(2)以外は全部解答できたのですごく安心しました。 点数は83点 それでも実務補修の方が93点?
取った方がいて他の科目を全部助けたとか やはりこの資格は事例1から事例3は薄気味悪い宗教か占いみたいなもので
運ゲー 運ゲーにしないためにある程度金型化する
事例4だけがきちんと努力が報われる試験なのですね 事例Ⅳははっきりいって合格した今でも好きですね

総論

6. 科目別に見た勉強法

事例Ⅰ

過去問を解いたら、
「この設問は組織構造か、人材育成か、権限移譲か、文化か」
と分類してください。
分類して蓄積すると、答案の型が安定します。

事例Ⅱ

過去問ごとに、
「誰に、何を、どうやって、なぜ効くか」
の4点セットで整理してください。
助言の具体性が一気に上がります。

事例Ⅲ

与件企業の業務フローを毎回書いてください。
受注→設計→調達→加工→検査→出荷の流れを図にすると、改善点が見えやすくなります。

事例Ⅳ

毎日少しでも計算に触れることが重要です。
経営分析、CVP、NPVの3分野は、反射的に手が動くレベルまで繰り返すと強いです。


7. 本番での時間配分の考え方

第2次筆記は4科目とも80分です。

おすすめは次のイメージです。

  • 5分前後:設問解釈
  • 15〜20分:与件読解とマーキング
  • 10分前後:骨子作成
  • 40分前後:答案記述
  • 5分前後:見直し

ただし、事例Ⅳだけは少し違ってよく、
解く順序の固定が特に重要です。


8. 合格答案に共通する特徴

合格答案は、科目が違っても共通点があります。

  • 設問要求から外れない
  • 与件文に根拠がある
  • 中小企業らしい現実的な助言になっている
  • 抽象論だけで終わらない
  • 多面的に見えても、答案全体は一貫している

逆に不安定な答案は、

  • 知識を見せたくなって与件から離れる
  • 設問に対して答えの種類がずれる
  • 具体性が足りない
  • 一問の中で論点が散る

という特徴があります。

■ 著者コメント・合格体験談
 中小企業診断士は実をいうと17年近く前にトライしたことがあります。(その頃のやばい日記も復活させました&実務補修) 働きながら通勤時間などでCFP全科目一発合格で調子に乗って次は中小企業診断士と 当時は独学で一次試験二科目ぐらい残して税理士法人の仕事の多忙を理由に断念しましたが、割と本格的に勉強せずとも科目合格できたので、根拠ない自信があったのも受験動機です。 
私の場合20年税理士 社労士 行政書士 所長として経営をしてきたため、新たに資格を取る必要性が当初全く感じていなかったのですが勉強を始めた理由は以下の通りです。
①先ほどの未完の挑戦に区切りをつけ人生大型ラスト資格にふさわしいと感じました。
②受ける前にコロナ禍で顧客に必死にサポートする中、経営革新支援機関も成立後すぐになったこともあり 事業再構築補助金やものづくり補助金をトライ
コロナ期は補助金バブル しかもリモートメインで働きながら勉強する輩も多かったようで、(うちの事務所はリモート不可で頑張ってた)
事業再構築補助金は3社 ものづくりは1社採択されました。IT導入補助金や、経営力向上計画も他の税理士さんが断る中たくさん手かげました。
特に事業再構築補助金とものづくり補助金は初めての採択の際に苦労したこともあり、税理士試験合格以来の嬉しさがありました。 そこで審査員が中小企業診断士であることを知り、私も審査員になれるかも(バカ)という期待と、こういう論理的思考を身に着けたいと強く感じたためです。
そこでコロナが落ち着いた令和6年一次試験から挑戦をスタートしました。
③恐ろしく前ですが簿記1級 全商上級 簿記財表法人所得消費で税理士も合格しているので財務に対する根拠なき、ゆるぎない自信があったためです。1回目の二次試験で見事に打ちのめされましたが
④中小企業診断士を受ける令和4年に 通関士の勉強をふと思い立ち(これの詳細は別途)昔 商船三井にいてBL扱っていたこと 乙仲さんと仲が良かったこと
英語が割と好きなこと 等から通関士をトライ 6か月弱で1発合格できたことで若くなくてもいけるやんというまた根拠ない自信が植え付けられたこと

これらの理由でスタートした中小企業診断士試験ですが、まず一次試験は、科目数が多く社労士試験のように覚えてもまた次の科目に行くと忘れるという繰り返しで
なかなか一次は楽勝という強者がいる中、個人的には厳しかったです。(やはり年には勝てん)
税理士で財務免除で一科目少ないというアドバンテージがあるにもかかわらず、特に経済学は前回トライした時も頭の中で理解あまりできないままでした。
1回目で痛恨の4割残してタイムアップという大事故を起こしその後の昼休みで大正大学近くのファミマで食べた蕎麦のまずさに吐き気を感じました。(1科目で終了ショック)

後は昔受けた時も感じたのですが1次試験受験資格の要件ないのに中年男性多すぎ、、、みんな仕事があるだろうに 女性は数えるほどしかいなくて女性トイレが混まないのは精神衛生上良かったことです。
20年前に受けた時は1日同じ席で前の人のすみません ずっと一緒で加齢臭?がきつくて(人のことは言えない年ですが) 中年男性のロマン資格なのかな もちろん資格要件がないから大学生以下かと思われるような若い人もちらほらいました。 この資格は若ければ若いほど有利ですが意外と20代合格者は少ないんですよね
データから見ると

1次試験(約4,600人規模)

※直近公開データを統合整理

年齢層 合格者数 構成比
20歳未満 13人 0.3%
20代 671人 14.5%
30代 1,462人 31.6%
40代 1,369人 29.6%
50代 875人 18.9%
60代 225人 4.9%
70歳以上 16人 0.3%
  • 30代・40代で約60%を占める
  • 社会人経験がある層が圧倒的に強い

2次試験(約1,200人規模)

年齢層 合格者数 構成比
20歳未満 1人 0.1%
20代 189人 15.9%
30代 491人 41.2%
40代 333人 27.9%
50代 156人 13.1%
60代 22人 1.8%
70歳以上 1人 0.1%

ポイント

  • 30代が圧倒的トップ(約4割)
  • 20〜30代は合格率も高い(思考力・記述力の影響)

合格者(受験者)職業構成

職業 構成比(目安)
民間企業勤務 約60%
金融機関 約5〜10%
公務員・団体 数%
自営業・経営者 数%
学生・その他 少数

ポイント

  • 圧倒的にサラリーマン中心(約6割)
  • 実務経験を持つ人が多数派

■ 資格取得後の職業(参考)

職業区分 構成比
民間企業(企業内診断士) 約33%
独立コンサル(兼業含む) 約46%
金融機関 約7%
公的機関・団体 約5%

つまり

  • 「受験時=会社員」
  • 「合格後=独立 or 副業化」
    という流れが典型

③ なぜこの構成になるか

Step1:年齢構造の理由

  • 30〜40代
     → 実務経験 × 学習時間のバランスが最適
  • 20代
     → 合格率は高いが母数が少ない
  • 50代以降
     → 知識はあるが試験体力・記述力が課題

Step2:職業構造の理由

  • 診断士試験は
     → 「経営実務の理解」が前提
  • よって
     → 企業勤務者が圧倒的有利

Step3:二次試験の特徴

  • 知識試験ではなく「文章・判断試験」
  • 若年層のほうが
    • 思考スピード
    • 記述適応力
      が高くやや有利
 さてこのように若く優秀な母数(東大、早慶など一流企業勤務多し)公認会計士や東大卒のコンサル勤務なんかも結構落ちてる資格なので分母の質は国家資格の中でも高い可能性があります。比較される社労士は分母に女性の割合が多い 男女比2対1 主婦が目覚めてやるにはマークシートだし最適なんですよね
公認会計士は大学から専念というケースが多いし税理士は色々ですがこのようにサラリーマンが受けるタイプの資格でないので(独立志向型)一概に土の資格難易度って
決められないです。
しかも二次試験は論理的思考力、読解力、国語力が試されるため地頭の良い人が有利な気がします。
地頭がそれほどでもない人=私含むは量でこなすしかありません。

色々な資格を受けたからこそ言える難易度は  税理士>>>>>>中小企業診断士>>社労士>簿記1級>通関士>>>>>宅建士 かな?
通関士も簡単に思われがちですが受けている人が分母(情報)が限られているからであって
社労士同様マークシートですが、択一でなくさすが意地悪財務省管轄 解答の選択肢が複数あったり0であったり 難しい実務チックな計算もあるし
英語による有利性もあるし人によっては何度やっても受からない資格だと思います。
一次試験は前の①で説明したようにスタディングとLEC直前で何とかクリア
二次試験は1年目財務事故 2年目 MMCと財務強化で何とかクリアできました。
受験後XでAIがすぐに模範解答を出したり、自分の再現答案を出し始めるのにびっくり
各学校も解答がないことをいいことに書きたい放題の色々異なる いい加減な解答速報が回り始め(こんなこと思いついても本番書けるわけがない)
不安ばかりの合格発表前期間でした。AASの解答速報が一番まともに思えたので「中小企業診断士二次試験事例Ⅳハイコアマスター」という書籍を買い
勉強を年明けからぼちぼち 結果合格していたのですぐメルカリに教材たちを出したのですが一番早く売れたのはこの教材でした。

二次一年目は財務で撃沈したためそんな余裕はなかったのですが二年目は何とかきたない字の手書きで再現答案を作りMMCにアップロード
まあまあ合格ラインには届いていたのですが専門学校の採点は全くあてにならないので年開けるころから再度「中小企業診断士二次試験事例Ⅳハイコアマスター」と一次試験の勉強をしていました。
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