中小企業診断士試験の概要・受験資格・試験科目・合格率など
| 資格の種類 | 国家資格(経営コンサルタント系の唯一の国家資格) |
| 主管官庁 | 経済産業省(実施:一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会) |
| 受験資格 | 制限なし(学歴・年齢・実務経験すべて不要) |
| 試験日程 | 毎年実施(目安) ・第1次試験:8月上旬(2日間) ・第2次試験(筆記):10月下旬 ・第2次試験(口述):翌年1月 2026年から廃止 |
| 合格率 | 1次試験:約20〜30%(近年は20%台〜30%台) ・2次試験:約18〜20% ・最終合格率:約4〜5% |
| 難易度 | 非常に高い(最難関クラス) ・学習時間目安:1,000時間前後 ・科目数が多く、かつ2次試験が記述式のため単なる暗記試験でなく実務思考が必要 なぜ難しいのか
→ つまり 令和6年 一次試験 経済学× 企業経営理論× 運営管理〇 経営法務〇 経営情報システム 〇 中小企業経営・政策 〇 令和7年 一次試験 経済学〇 企業経営理論〇 令和7年 二次試験 事例1~3 50点台半ば 事例4 40点台と得意の財務で舞い上がり撃沈 令和8年 二次試験 こちらだけ数字残ってます事例156点 事例Ⅱ60点 事例Ⅲ 62点 事例Ⅳ 83点 落ちたと思ってたので12月ぐらいから一次試験の勉強再開していました。 社労士なのに事例1は案の定舞い上がりかなり苦戦しました。事例Ⅳで一問残して一応完答したのが良かったです。やはりこの試験は事例Ⅳにつきます。 毎朝早朝4時ぐらいから起きて事例Ⅳを解くのを二次試験対策時の日課にしていました。 他の科目はやればやるほど沼に落ちるような気がして 論理的思考が少しはこの資格勉強のおかげで身に付きました。 またこの資格の特徴として女性が6%前後と非常に少ない(論理的思考が男性のほうがあるから?)ことです。 また暗記中心の一次試験はほぼ相関ないのですが思考力の二次試験は見事に年齢が上がるほど合格率の下がる相関性があります。 ![]() 年齢が若いほど素直である 計算が早い 余計なポエムが浮かばない 色々根拠は推察されていますがすべての資格試験において年齢が上がるほど不利になるのは間違いないです。 私も税理士試験は30代で遅いほうでしたが何とかなりましたが 通関士や中小企業診断士は年をとってからの資格取得でしたので大変でした。 しかも①税理士社労士行政書士事務所20年経営でスタッフも雇い、年商 税抜1億超事務所経営で、そこそこ成功しているほうで新たな資独占業務のない資格取得の格のモチベがないこと(成功体験によるゆでがえる現象)②多忙で(特に追い込みしなくてはいけない年末調整~3月決算5月申告終わるまでは勉強時間確保できない)と時間が限られていたこと ③若くなく頑張りが効かないこと この3大壁がきつかったです。 総じていえば一次試験は満点不要420点をとるゲームであり各科目60点というより得意科目でいかに稼ぐか(70点以上)苦手は40点切らなければ十分カバーできます。ポートフォリオ理論が効いています。いくら高得点取っても二次試験には持っていけないものですからそれより二次の事例Ⅳを早くから着手したほうが得策です。 二次試験は1回目は財務で撃沈 得意科目と思っていただけにショックが大きかったです。他の事例も50点台後半と振るわずいくらやっても沼から抜け出せないのではないかと感じました。 採点基準もないし、専門学校も半分宗教染みてるし正解もないし(事例Ⅳはある) 3大壁「年、忙、士気弱」を抱えていたため唯一他の受験生より優っているのは財力だと思いMMCとクレアールの二次試験特化通信を申し込みました。 一次試験はスタディングとLEC直前でクリアしたのですが、二次試験は二次試験が強い学校の通信のほうが良いかと思いダブル申し込み クレアールは、演習が少なく添削もあまりにもひどい点数にされたので途中から二つ平行はきつくほぼやめてMMC1本に絞りました。 クレアールは一部返金制度があるため合格体験記ではほめたたえて返金申請書を送ったところです。 MMCは通信でしたが独特の宗教っぽい講義でオンデマンドでぼやき風の徳川先生の協会や試験委員を子バカにしたような独特の話し方がとても面白かったです。「答案の型を決めるというロジック=文章の金型化 標準化」がはまり、やっと事例1からⅢがすらすら書けるようになってきました。かつ自宅模試の点もそこそこ良かったので小規模な専門スクールですがこれに絞り正解でした。 通学の合格率5割という高い高確率が申し込みの誘因でしたが、模範解答は?というのもあり、だんだんこの金型化が今の試験にマッチしてきてないような気もします。 それでも他より豊富な答練、財務の充実もあり結果的に絞って正解でした。直前期になるとあせってその後直前期に焦り始めTAC直前講座通信申し込み ここら辺からせっかく築いたロジックが色々な診断士講座の話を聞くうちに崩れ出してきてかえって直前期のほうが点数が下がるはめに MMC1本にすべきだったと今になって思います。 ![]() あまりにも多くの事例をやるとその事例を覚えていて身に付いた型が崩れ(専門学校ごとに全く宗教理念=解法が違う)てしまいます。 また似たような事例が出てきたときに、「これだ」と思い込み与件から外れた回答をしてしまうというケースもあるので注意です。。 合格体験記などを見ると優秀な人がやはり多く、独学オンリーで 過去問、ふぞろいの答案分析、2次試験合格者の頭の中にあった全知識 意思決定会議講義ノート(通称いけかこ)30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集 あたりだけでスラっと短時間で合格しています。 でも短時間で受かる人の話は、スーパーサイヤ人と心で言い聞かせ、うのみにせず凡人はその倍はやる覚悟がいると感じました。(最低1000時間) ただしやった時間と成果の相関性が薄い運ゲーの部分が二次試験ではあり、再現性のある答案が事例1からⅢはなかなかいくらやってもできないんですよね。 そこはやはり金型方式しかないと思うんです。 またYoutubeのTBC受験研究会の山口先生のしゃべり方が好きで 二次速習テキストとyoutube動画を車中移動中に何度もまわしました。 私の場合、年もあるしもともと論理的思考は少なく、しかも地頭良いほうでないという自覚の元 1次をすりぬけた強者の中から上位2割に入るにはと対策を考え 隙間時間+財力しかないと思い、結構色々な書籍を買いあさりました。 MMCのオンラインやYoutubeも含め通勤も40分ずつ、毎朝のジョギングも30分と日課の中でもスマホで聞いて隙間時間を有効にしていました。 また 最後まで会場模試はやりませんでした。 会場模試をやったのは税理士試験の簿記論を柏の大原で模試だけやった時だけで はっきりいって面倒くさいんで(それで本番でいつも舞い上がる)。二次試験受けた後も自信がなく12月ぐらいから一次試験と事例Ⅳをぼちぼちしていたのですが「中小企業診断士二次試験事例Ⅳハイスコアマスター」という問題集が優れものでした(結局合格していたのでメルカリ出してしまいましたが)事例Ⅳだけは努力は裏切らないですね この書籍は各ステージをクリアして簡単なものから難問まで攻略するのに問題の質が高かったです。 それでも好きな海外ドラマ鑑賞最低1時間とサッカー鑑賞 繁忙期間中以外の月1旅行は直前期もやめられず、そろそろ「クオリティオブライフ」という言葉がよぎるお年頃のため資格試験のために「すべてをささげる」ような気分には最後までなれませんでした。 沢山やれば合格?というわけでもないのが中小企業診断士の二次試験のため二次試験の時は時間を朝1時間~1時間半 夕方40分程と決めて日曜はあまりやらず生活の質を落として犠牲にするようなことはせず、本業第一、家族も大事に過ごしました。 |
| 科目①経済学・経済政策 | 暗記というより理解が大事な科目です。グラフや理論問題が中心で苦手者が多く差がつく科目です。数式より「意味の理解」が大事です私は最初の年の令和6年一次試験で総得点では合格点をとれたものの経済があと1問で足きりにあってしまいました。 女性は苦手な人が多く、この資格が女性6%と非常に少ないものの一因となっています。1年目はスタディングで撃沈 というのも模試や通学でなく初めての科目で時間配分を間違え残り4割ページを残してタイムアップになりました。翌年は、ミクロ マクロ経済学石川先生のyoutubeと書籍 LEC直前対策で余裕でクリアできました。 |
| 科目②財務・会計 | 計算科目(時間勝負)ケアレスミスで崩壊しやすい 得点源にも地雷にもなる科目です。 私は税理士のため科目免除しました。今時電卓もなく計算できるかというと自信ないので 二次試験でも使う大事な科目です。 |
| 科目③企業経営理論 | 組織・マーケティング・経営戦略と一番幅が広く事例1、Ⅱと二次試験の多くをカバーしています。文章問題が長く暗記というより「使える理解」が必要であり、文章読解力で何とか難問もクリアできそうです。 こちらもわずかの点で1回目はクリアできず。表面だけの暗記で理解をしなかったのが敗因 翌年は、LEC直前対策で難なくクリアできました。 |
| 科目④運営管理 | 暗記+理解が必要 工業系と店舗系で別れる 工場などでIEなどの知識がないとややとっつきにくいです。こちらも計算などが出てくるのでやはり女性は苦手系かもしれません。 店舗系で暗記により点数を稼ぐのがポイント 二次試験の事例Ⅲで使う大事な科目です。 この科目は1年目で60点以上クリアしました。 |
| 科目⑤経営法務 | 1年目の一次試験で高得点を取ることができました。完全暗記型(条文とかが好きな人に向いてる)難易度のブレが大きい科目といわれており受かった年は比較的簡単であったので助かりました。民法などある程度捨てる勇気も必要な科目です。 |
| 科目⑥経営情報システム | ITに強い人には楽勝かもしれませんが近年過去問では対策困難なほど難化しています。 1年目受ける前にITパスポート試験が楽勝だったため余裕をもって受けたつもりがぎり60点超えでした。 年によって難易度が上下するある意味運ゲー化しやすい科目です。 |
| 科目⑦中小企業経営・中小企業政策 | 完全暗記科目 白書などもあるため直前詰込み科目とされています。 毎年似た問題も出ますし点数の稼ぎどころです。私は一年目に経済で事故をしてしまい消沈していましたが二日目のこの科目が簡単で時間が余ってしまい15分程先に出てしまいました。今思うとあそこでがんばってもその年は経済で撃沈していたから意味はないという判断だったためです。年によつては難化することもあるのであまり気を抜かないことが肝心です。 |
| 筆記試験 | 二次試験は最後まで雲をつかむような試験でした。唯一裏切らない事例Ⅳが2年目はまったのが勝因です。 与件文を素直に読み解き効かれていることに素直に応えるが本質であり、タブーは自分のポエム書かない! 与件からはずれない!与件ファースト フレーム枠にはめる! という論理的編集作業です。 そういう意味ではいつまでも開眼(自分の解き方を解明する?)できないで何年も泥沼にはまる人が多数います。 一次試験合格すれば養成課程を修了することで診断士になることもできます。ただし受講料が200~300万かかること半年以上の期間がかかり働きながらだときついことなどで最初から私は選択肢にはありませんでした 不合格でそちらに行く人も半分ぐらい?はいるのではないでしょうか 個人的には15日間の実務補修ですら大変でしたのでまず自分は無理と思いました。 |
| 口述試験 | 口述試験は令和8年1月で最後となりました。 合格発表まで長く、二次試験合格したと思ったらその後すぐにあるこの口述試験は99%ほぼ受かるもののためコストをかけてやる意味があるのかということでもうなくなりました。 口述試験最後の受験生として、一応LECのPDFで下勉強はしたものの、当日全く予想してない論点を聞かれスムーズにしゃべれずかんでしまいました。 それでも合格できました。 |
① 資格の本質→ 経営コンサルタント国家資格 ② 試験構造→ 1次(知識)+2次(実務思考) ③ 合格の本質
型をはずさなければ大事故はない。けど本番では舞い上がりなんでこんな事書いたんだろうって思うんですよね そのためにもフレーム化 金型化が一番の精神安定剤です。 |
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