お勧め歴史小説コーナー
子どもの頃から歴史小説が大好きで、色々な歴史小説を読んできました。
資格勉強本格的にする前は早朝派いつも歴史小説タイム

歴史小説のよさは、しばらくたつと、推理小説と違い2回読んでもまだ発見があること。
おかげで竜馬がいくや豊臣秀吉や三国記など読みやすいのは3回以上読んでます。

温故知新というように、先人の歩んだ道は、偉大で私のようなもののちっぽけな悩みなんで吹き飛ばしてくれるようなパワーがあり人生を深く考えさせてくれます。

うちの息子にも、しつこく読むようにと実家からたんまり持ってきたのに
まるで読まないのでしょうがないから私がまた読んでいます。

性懲りも無くまた歴史小説を朝や電車の中で読み始めたので、お勧めの本の紹介とその感想、心に残る名場面を少しずつ書いていきたいと思います。

年配の経営者ってみんな歴史小説好きな人が多いですよね。
うんちくを増やすためにも歴史小説を読んで見たらどうでしょうか


一番好きな歴史小説家はなんと言っても司馬遼太郎先生。
読みやすいし、一味違った切り口で歴史小説を書いてるのが特徴です。
難解な幕末や、中国史をここまですらすら読ませるのは先生の力ならでは。
一番好きな本は、吉川栄治先生の三国志です。

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本の題名 お勧め度 著者 出版社 読んだ頃の背景 詳しいうんちく感想は、随時アップします。
竜馬がゆく ★★★★ 司馬遼太郎 文春文庫
全8巻
学生時代読みました。竜馬のスケールのでっかさにただただ感動しました。
初めて新婚旅行したのも、初めて商社、海運会社を起こしたのも、竜馬なんですね。

竜馬は子どもの頃から他人に決められたとおりするのが大嫌い
衆人がみな善をするなら、己一人だけは悪をしろ
逆もまたしかり、英雄とは自分だけの道を歩くやつの事だと口癖のようにいっていたらしいです

大政奉還後、新政府の役人に成るかと聞かれて、いやだ。世界の海援隊になると答えた竜馬。。
 襲われた時も、周りの忠告も聞かず、死は神のみぞ知ると刀すらみにつけていなかった。
 就職試験の時に一番良く聞かれる質問に読んだ本について聞かれる事が多いんですが
私の場合、最初の会社が海運会社だったので、竜馬がゆくが一番感動したと言いました。
なんか余り反応無かったけど。。。
徳川家康 ★★★ 山岡荘八 講談社文庫
全26巻
26巻まであり途中で挫折しない事がこの本の肝心なところです。
俗に言う印象だと家康は狸親父というイメージがありますが、これを読むと晩年の秀吉の方がはるかに悪いやつという感じがしました。
300年と続く江戸時代を築いた家康についてはもっとクローズアップされてもいいのではないでしょうか。
死因は癌だったらしいです。
影武者徳川家康という本も面白いです。
実は家康は暗殺されていて影武者だったという本ですが

「人生は重き荷を背負い坂道を行くがごとく」というのは家康ですらこうなんですから、一般市民も人生うまくいくものじゃないと思います。
三国志 ★★★★ 吉川栄治 文春文庫
全8巻
マンガから先に読んでしまいましたが、マンガの方がこの吉川先生の原作に忠実なのにびっくりします。
私の一番好きな登場人物は諸葛孔明なんですが、曹操がデスラー総統に、関羽が次元大介にかぶるのは私だけですかね。
意外と孫権も好きなんですよ。
とにかく面白い、おすすめです。
項羽と劉邦 ★★★ 司馬遼太郎 新潮文庫
全3巻
 全く異なる対照的なを持つ項羽と劉邦という人物を通してトップに立つものの人望とか人物像を打ち出している一作です。

 才能があり、全ての面で優れているが、自分で何でもやらない時がすまない自尊心が強い項羽と、自分はてんででれすけなんだけど、なんでも自分より優れている人の意見を無限大に受け入れる劉邦。
 最終的には劉邦が勝つわけですが、特に優秀なトップは自分が全て知っていなくても周りを包容する力のほうが大事なんだと考えさせる一作

上中下巻と短いので最初に読むのにお勧め
新 太閤記 ★★★ 司馬遼太郎 新潮文庫
全2巻
 人たらしの天才といわれ、一番歴史小説の中でポピュラーな秀吉。
 秀吉とか、竜馬とか、劉邦の共通点て、とにかく周りが何とかしてやらなきゃこいつのためにというもって生まれた天性の愛らしさがあるんですね。。。(サルのような顔ですら秀吉は武器に使っていたような節もある。)
 
戦をする前からもう勝てるようにしておくという孫子顔負けの城おとしぶりが愉快です。
上下巻と短いので最初に読むのにお勧めです。
伊達政宗 ★★★ 山岡荘八 講談社
全8巻
なんかNHKの渡辺謙さんがすぐ思い浮かびますが。。。
司馬遼太郎先生や、吉川栄治先生の作品に比べ山岡先生はなんか難しい感じがするのですがこれは面白いです。
結構長編全8巻
宮本武蔵 ★★ 吉川栄治 講談社 三国志のあと吉川栄治の代表作というので読見ました。
いわずと知れた売れに売れたバカボンドはこの吉川先生の宮本武蔵が原作です。
風林火山 ★★★ 井上靖 新潮文庫 風林火山といえば武田信玄と思うのですが、この本は天才的な軍師で、信玄以上に魅力のある山本勘助のストーリーです。
織田信長 ★★ 山岡荘八 歴史文庫
関が原 ★★★ 司馬遼太郎 新潮文庫
国盗り物語 ★★★ 司馬遼太郎 新潮文庫 その昔NHKでも放送されました。原作ももちろん面白い。
余り、クローズアップされないマムシの道三こと
斉藤道三と信長と光秀の関係が描かれています。
濃姫は確か、松坂慶子がやったんだっけ。違ったらごめんなさい。
すごくきれいだったのを覚えてる。

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(画像はより頂きました。)
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