【経営に生かす会計決算】
◆医業は毎日毎日の適正な売り上げ管理がもっとも重要なポイントです。
★窓口日計表 窓口集計表 請求点数統計表(レセプト総括表)の日々の付け方 窓口日計表の合計とレジの現金を毎日合致させる。
窓口小口以外に専従者の現金出納帳も作成
★レセプト請求管理の徹底 2重チェック複数名によるチェック体制
★保険証をコピー 保険証持参なしの場合はひとまず自費診療の欄に金額を記入し次回保険証持参の時に自費診療の金額をマイナスして社保国保該当金額を記入する(差額を返金)
未収の場合は窓口でも必ずメモをしておく。
従業員に対する医療でも窓口徴収をして、実費相当額を見舞金として支給する形のほうがよいでしょう。
★無駄をなくす。 無駄冗長な経費の削減
★適正な在庫管理
★適正な労務費管理
毎月の月次資料、決算資料では、次の数字の把握が大切になります。
損益計算書の費用を変動費と固定費にわけ損益分岐点を算出します。
最低限この損益分岐点となる利益=限界利益がないと赤字経営ということになります。
目標収入数値も(固定費プラス目標利益)÷(1−変動比率)で求められます。
この損益分岐点は、固定費を回収できるポイントなので、損益分岐点より実際の比率のほうが高いほど安全率が高い優秀な経営といえます。
この比率をよくするためには、収入を増やすこととともに固定費を削減できるものはすることが肝心です。
慣習でそのまま続けている無駄な経費を削減するほうが、比較的早期に改善が見込まれます。
|
病院会計準則による収入
入院診療収益
室料差額収益
外来診療収益
保険予防活動収益
受託検査 施設利用収益
その他の医業収益
保険料等査定減
それぞれ収益ごとに管理します
例
社保 窓口
社保 一般
社保 老人
国保 窓口
国保 一般
国保 老人
国保 退職
労災
生保、損保
心身障害
自費 自由診療
医療助成
|