法人税、所得税の後に税法科目の選択で、消費税を選びました。
身近で大事な実務で重要な法律である事や興味があったことが理由です。
ただ私の受けた年の前までの消費税は計算問題が簡単すぎてワンミスが命取りの恐ろしいギャンプル性の高い科目でポカの多い私には不向きな税法でした。
ところが14年の試験委員はボリューム難易度ともにミニ税法というのがはばかれるほど
計算問題の難易度があがり、努力した分だけ報われる試験に変わりました。
消費税は3科目目だったので新たに専門学校の通信を利用せず譲ってもらった速習のタックの古い教材と市販の問題集だけで一年目に望んだのですが、上記のように急に出題傾向が変わりとてもそんな甘い対応では合格出来るわけもなく撃沈しました。
個人的には独学するにはタックの教材はとっつきにくい印象で教材だけは大原のほうがわかりやすいです。
また12月から合格した人の上級講座の教材を譲ってもらい、理論はすべて計算問題は通達まで含めた論点までかなり詳しく勉強しました。
よく答案練習で優秀なのに本試験ではだめという人もいますが、どうも本試験では専門学校のような
理サブを一字一句正確にべた書きするのが100点というのでもないと思うのです。
特に消費は応用的な考えさせる理論がでますから、理マスなどのベタ暗記ではなく、その法律の内容を
理解咀嚼できるだけのバックボーンがある程度必要だと思います。
理論マスターなどには書いてないことでも書くためには、プラスアルファで消費税法の本を読んでいたからだと思ってます。
概要でまず聞かれてる内容に対するダイレクトな答えの概略を自分の言葉で間違えなく(ここ重要)説明してから本文である法律文を書いたほうが高得点が望めると思います。
試験委員だって人の子です。 的外れの理サブの丸写しにはうんざりする一方最初の概要でこいつわかってるなと思わせたらしめたもの。
具体的な事例を問うケース以外は、取り扱いを聞かれたら必ず原則的な取り扱い→例外的な取り扱い
という順番に述べる方がいいと思います。
以下眼を通しておいて正解だったおすすめの参考書は
「実務家のための消費税実例回答集」 「税務経理ハンドブック」(このハンドブックに載ってる条文で理サブなどに載ってないところは、よく理論で狙われます。
「法人税法」渡部淑夫著
「消費税法」山本守之著
「STEP式法人税申告書と決算書の作成手順」宮口定雄著←これは試験向けというよりは実務を学びたい人向けですが
後税法は直前になったら、書いてみることをお勧めします。
。 手が腱鞘炎になるとか時間がないとかで書かない方もいるかと思いますが、書いて声を出して読むと暗記と定着の面ですごい効果的です。
キーワードを度忘れしなくなります(試験委員は、税法用語を間違えただけで減点がかなりあると思いますし恐ろしい事に私はキーワードを度忘れしたこともありました。)
理論解答用紙を印刷若しくは大量コピーして最低一日一問書いてました。
使うテキストは一つに絞り、まとめの時期はそこに全ての情報を書き込み情報の一元化に努めました。
いろいろなテキストに書くより一つのものに集約した方が覚えやすいのは誰でも経験済みでしょう。
あのページのあそこに書いてあったとか視覚的に覚えてるものです。
後、私の場合節約根性が強いのか税法はよくお古教材を掲示板等で1万ぐらいで譲ってもらい直前講座のみ受けるパターンで、賛否あるでしょうがマイペースかつ経済的なので私には合ってました。
受験生や実務についている人にとって役に立つ本で 中でもお勧めの参考書をピックアップしてみました。(古いのがあるかも)
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