所得税法

税法の場合必須科目である法人か所得を選択して後は相続税か消費又はその他のミニ税法を選択
する人が多いと思います。
 私もかなり迷った末あえて、ボリュームの多い所得税を法人税の次に選びました。
理由は一つに法人税とかぶる内容が多いので単純に1+1にならなないだろう
二つ目は単純に興味があったこと。
三つ目は、ミニ税法は合格レベルに到達するのは早いかもしれないですがポカミスが許されないばくち
性の強い科目なので私のようなポカの多いタイプには向かないんじゃないかという理由です。

 法人税と同じように大原の一般コースを選択しました。ただ今度は資料コースという節約型。
というのは、法人税のテープ講座のテープの内容がテキストをただ読んでるだけであまりテープを聴いた
から理解したという部分が大原ではなかったような気がしたからです。

 テープ講座を選択するなら、やはりその講師の教え方のうまさや話かたに左右されます。
法人と同じように12月に合格した人からタックの上級講座の教材をもらい、そこに直前講座のテープが
あったのですが、ずいぶんわかりやすかったような気がしました。

 優秀な講師の方の話はわき道にそれても記憶に残るしこれは後に受けた消費税にもいえました。
単なるテキストの棒読みではテープをつけてもあまり意味がないような気がします。

 結局その年は法人と掛け持ちで、却って法人と同じような場面が多いだけにこんがらがる部分も多く
非常に苦労しました。
所得税の範囲は底なし沼のように深く、選択した事を後悔したほどです。また試験もかなり厄介…

 私の受けた年の所得税の試験委員は計算問題は通年でこれはいじめかと思うほど超難問でした。私が受けた税理士試験の中で一番途中退出の多かった試験でした。

 ただ理論は個人的にここは狙われそうだなっと思ってた論点(事業と事業以外の不動産所得の取り扱いの違い)だったので難なく書けました。(この試験委員はタックの理ドクをぱくったようです。)

 この試験の途中で電卓のテンキーの一部が引っかかって動かなくなりものすごくあせりました。
2台電卓を出していたので助かったのですが…落として壊れてしまう事もあるので電卓は必ず2台持っていった方がいいです。


電卓は、カシオのDS−12ecoを使いました。電卓とボールペンは税理士試験生はけちらずこったほうがいいと思います。。
ボールペンはドクターグリップをずっと使いました。
これは、替え芯があることを考えると経済的な優れものです。
 あと100円ショップは結構使えます。あのキッチュな雰囲気が好きなのでつい買いすぎてしまうのですが…おすすめは、

●答案練習が入るA4サイズのクリアブックでビニールのポケットが10以上ついてるもの
そこに答案練習を入れて何度も繰り返します。(やった日付も必ず書く)
●ポストイット 間違えた問題、もう一度確認するところは付箋はりまくり直前にマスターしたところを取っていきました。
●ラインマーカー普段のライン引きはもちろんこれを試験場にももっていっても大丈夫なようなので消費税の課否区分を色分けしたり出来ます
●DHAのサプリメント=気休めですが脳みそに良さそう


中でもお勧めの参考書をピックアップしてみました。(古いのがあるかも)


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