社会保険労務士試験 社会保険編

●健康保険法  健康保険法は、誰でもお世話になっている法律だし、過去問でも一番簡単だったので難なく学習できました。
ところが実際の本試験では選択択一ともに難問で、今までの傾向みたいなものはいざ本試験にはあまり当てに出来ないかと思いました。

 専門学校で学習してる人をはずそうはずそうと問題を作ってくるのが作問者ですから。
全体的に平成16年度の本試験は今までの傾向と反対で労働保険が簡単で社会保険が難解でした。

また実務的な問題も増えてきてこれから試験対策上過去問だけでは難しいかもしれません。
●国民年金法、厚生年金保険法 これらの年金は、理解するまではとても大変で、年金というのは、税金よりも難しいんじゃないかと思った時期もありました。
 「真島のあっという間にわかる年金の本」を読みましたが、とにかく老齢がらみの年金がややこしすぎる。

そして年が若くなるほど着々と年金が繰り上げられている事などを知ると勉強すればするほど怒りがわいてきます。

 年金の改正の時はずいぶん大騒ぎされたけど、消費税なんかと違って、若い人にはすぐ明日のことでないから何気なく段階的に減らす方法で巧妙に年金を減らされててもそれほど実感がわかないから暴動が起こらなかったんでしょうかね。

  この二つの法律については、テキストは分かれていても、一緒にやるほうがいいと思います。
ややこしいところは必ずこの二つの年金がまたがっているところだし横断的に学習するのが効率的です。

 どちらかというと厚生年金の在職老齢年金が、雇用保険の高年齢雇用継続給付などともリンクしていて苦手でした。

 そうはいってもこの試験、改正点や新聞等で騒がれているところ(少子高齢化)などは好んで出題されますからとにかく苦手を作らない事が肝心です。
 年金について苦手意識を持つとやっかいなので、LECの直前講座の年金攻略講座のテープは何度も聞き
暗記というより理解に努めました。
●一般常識

 一般常識を苦手にする人は多いと思います。
私もそうでした。  試験範囲が広すぎるし、暗記する事も多い故か、それぞれの内容でこんがらがるし。

かといっておざなりにしていると一番足きりとかで足元をすくわれてしまう危険もあると思います。
 労働一般の細かい白書などのデータを覚えるのも苦痛に近いし、社会保険の細かい比較もうんざりします。

でも社会保険の一般常識では介護、国民健保、確定拠出年金などなど、どれも今話題性が合って試験に出そうなものばかりに思えてくるし…

 ただ覚えてしまえば得点源になる科目でもあると思うので、割り切ってLECの一般常識のテープを繰り返し聴き、覚えなければならない事を直前に詰め込みました。
 おかげで選択の労働はすれすれだったのですが他の択一の成績はずいぶん稼げました。

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