法人税法

     税理士試験5科目のうち一番苦労したのが法人税です。 その分合格した時は一番うれしかった
のですが

 簿財と独学中心に来ましたがさすがに税法は独学では無理かと思い、大原の一般通信講座を
申し込みました。
大原とタックの税理士試験界の二強の良し悪しについてはよく言われるところですが、私の場合
学校に通わないのでなるべくわかりやすい教材が欲しかったので教材には定評のある大原を選びました
 ついでに言うと2年目からの直前講座ではタックを選びました。 

試験委員の傾向などはタックの情報量は他より数段優れてるし答案練習の的中度も高いです。
最初の税法という事もあり、最初の年は結構新鮮で直前の答案練習もA判定をもらい結構いい
気分で一年目の本試験に望みました。
 
その年の試験委員は、計算は基本的なものを問う先生だったので理論を一つでも落とせば
命取りという年でした。

私は直前に大原と東京ITの答案練習をうけたのですが、その年の外国税額控除に東京ITで出た
問題と似ていたのです。
正解は外国税額控除をべた書きすればいいのに、その答案練習の時と同じように繰り越し控除を
削りいらない所得税額控除を書いたのが命取りになりました。

 答案練習と似た問題が出たら注意してください。 初めの思い込みは後から見直しても結構
修正が効きません。
、本当に問題をよく読んで試験委員が書いて欲しい事は必ず問題の中に盛り込まれてるはず
ですからそれをもれなく書くことです。

それを無視したら簿財より受験生のレベルの高い法人税ではまず落ちると思います。
柱を省略するときは、それについて何で削るか相当の確信がない限りやめたほうがいいです。(余計な事を書いても書くなという事意外は減点はされないような気がします。)
もちろん書きすぎは注意なので問題3回読んだ後の柱上げは必須です。
 
二年目はボリュームの多い所得税の勉強も開始し、12月の合格発表後、合格した人からタックの
上級の教材を譲ってもらい、大原の一般でカバーできていないところを潰しました。

 B4の白紙を大量に購入し別表4をそれに簡略に書きなんども練習問題を繰り返し理論は定期的に
回転しました。一度覚えればほかのことをしているときも理論の文章をみないで音読で繰り返す
練習も出来ます。 ポカの多い方は間違いノートも有効です。同じところばかり繰り返すので
その問題は付箋をつけて繰り返して潰していきます。

テープ教材は早送りにして2回聞きましたがそれもながら勉強できて時間が有効利用できました。
 タックの答案練習で上位に連ねるようになりましたが、二年目はまさに改正点への甘さで撃沈しました。
この年は大原の古い理サブにタックの改正を切り貼りする形で受けたのですがちょうど有価証券の前年度の改正がもれてしまい、そこを問われて撃沈。 
映画に今そこにある危機というのが昔ありましたが本当にこの試験、出たらやだなあというところに限ってついてくるんです。

まあこんな馬鹿な間違いを2回も繰り返すのは私だけかもしれませんが、結構合格した人の体験より
失敗した時の体験の方が勉強になる事もあるわけで。。。

三年目の正直で合格した年は、理論は完璧に書きました。 
 やはり税法では計算ではあまり差がつかない…出来ないところはみんな出来ませんから

難問に引っかからずに計算過程も詳しく書きすぎないでとにかく最後まで埋めることが肝心です。
計算過程はタックのように簡略に配点のありそうなところはもれなく書きました。
最近は実務的な問題が増えています。
中でも何冊かこれはお勧めという本をピックアップしてみました。(データが古いものアリ)
                   


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