社会保険労務士試験導入編
社会保険労務士攻略法といってもそれほど大げさなものでもなく、人気もあり注目され始めたこの試験の体験記を
私なりに恥ずかしながら披露する事により、この試験に挑戦しようとする人への参考になればと思い作りました。
11月になんとなく本屋で眼にした社会保険労務士のテキストは、これでもかというくらい暗記内容が多そうで、いやずいぶんしんどそうな資格だなというのが第一印象です。
ただ税金と並んで国を支えている社会保険について興味もあったので、税理士試験で身に付いた学習習慣を継続したい思いチャレンジすることにしました。
近くに専門学校もなく、主婦であり仕事もあったので初めから資格学校に行く事は考えていませんでした。
インターネット等見ると年々受験者がうなぎのぼりに増加してるため、いまや独学オンリーでは困難な資格と書かれていたので
とりあえず安くてわからない事があれば聞けそうなユーキャンの通信教育を申し込みました。
結局ユーキャンには一度も質問電話をしないで終わってしまったので、結局独学みたいな感じでしたが
ただ教材はB4サイズで大きくてかなり平易に書かれていたうえに練習問題や過去問までちりばめられていたので最初のイントロダクションの教材としてはわかりやすくてとてもよかったと思います。
イントロダクションといえば、社会保険労務士を目指す方なら誰でもしってる真島のあっという間にわかる労働基準法とあっという間にわかる年金はとてもわかりやすいうえに面白かったのでお勧めです。
一月に一科目というのが大体専門学校の目安でしたが、あえてとりあえず最後まで早く通してみるために2月ごろまでに一回
全部の科目を通せるようにテキストを読む→過去問と選択の練習問題→テキストと地道に繰り返していきました。
労働基準法は結構社会経験のある人なら理解できる事も多いしおもしろいので着々と進んでいったのですが
次の安衛法あたりに来ると早くも苦しくなってきました。
その上に次の科目へ移ると前の科目をさらっと忘れてしまう…
インプットの時期はとにかく苦しくここで挫折されてしまう方もいっぱいいられるのでないでしょうか。
でもインプットの時期には王道はあまりないと思います。
とにかく地道にテキストを声をだして読む(白紙の紙に大事な事はべた書きする)練習問題をやる。
間違えたところのテキストに戻るの繰り返しです。
後は時間の捻出方法です。
子育てされてる方や仕事をしてる方はまず一日24時間のうち、自分の適正な睡眠時間をマイナスします。(私の場合適正な睡眠時間を
削ると逆効果なのは自覚していたので)
残りの時間で子育てやら仕事の時間をマイナスします。
結構時間があるのですが、例えば仕事のある人なら通勤などの移動時間、主婦などの場合は余白の時間が家事に相当割かれているはずです。
私はこの家事の時間を勉強に変えるようにするにはどうしたらいいかと考え、暖かくなりひととおりの学習を終わらせるあたりから
勉強方法を少し変えました。
勉強だけに当てられる時間は極力アウトプットの問題(タック、LECの市販の問題集を購入)を解きまくり、わからないところ間違えたところはチェックし繰り返す。
そうでない時間は、テープ学習にしました。
自分でテキストで覚えるべき内容を録音して必ずテレコをポケットにイヤホンを耳に挟んでながらテープを聞きました。
早送りで聞けば2本ぐらい聞けますので、繰り返せば覚えるかなと思ったからです。
結果は微妙で自分の声は抑揚もないしつまらないので頭に入らない事が多かったようです。