試験科目選択


試験科目の選択及び受ける科目の順序というのは税理士試験において一番重要なファクターじゃ
専門学校に行けばありきたりの事は教えてくれると思うけど、汝はどうした?
まず会計科目は誰もが免除以外とらんといかんしのう



会計科目は、特に正確にすばやく計算する事を必要とするので、できればなるべく若いうちにかたずけておきたい科目です。
会計科目を経ないで法人や所得へ行くのは、苦痛が更に増してしまう恐れもありますし
なにやら去年は、合格率が跳ね上がったようですが、会計士受験生も腕試しに来る事からそんなに甘くなったと油断は禁物です。



そして必須選択の法人か所得の選択。これはどっちがいいかのう
どちらも重量級で欝になるのう


 たいていの人はどちらかの二者択一を取る方が多いと思いますが、実務ではどちらも必ず必要であり、双方ダブる内容もあることから法人をかたずけた後所得を受ける人も居ますし、これは時間的に余裕があり、根性のある人には特にお勧めパターンです。
 
 私の場合は法人が片付かないうちから所得をやるというある意味無謀な受け方をしましたが、それはあまりお勧めしません。
なぜなら、法人は年度、所得は暦年で、減価償却などの計算時にこんがらがる事。理論など似ている部分も結構あるのでかえって
頭が混乱する事
そして何より2つの科目ともヘビー級なので、直前期にこの二つの理論を皿回しのように回すのはある意味クレージーだからです。



選択科目はどうよ
受かりやすい科目とか、実務に向いてるかとか、本人がどれにウエイトを置いてるかにもよるがのう

 

選択科目ですが、私の場合、消費税、相続税以外の税法を全く受ける気がしませんでした。
地方税は地方公務員の方なら有利かもしれませんが、あまり実務的でないし興味もわかなかったからです。

相続税と消費税ではすごく悩みました。
ただ私の受けた前年までの消費税は問題が基礎答練並みの簡単さでワンミスアウトのそれはそれでシビアな試験でしたし。
  ゆえに、本番で毎度毎度舞い上がるタイプの私には不向きだろうと相続税にしようかと思いました。
毎年相続税の合格率は他の選択科目より比較的高い数値である事も魅力でした。
一方、法人所得をクリアしたつわものが多い事。受験生のレベルが高い事で受かりやすさという点ではかなり難しい科目になると思いました。

 相続税は興味があったのですが前年までの法人と所得の重量級の科目にほとほと疲れていた私は結局スリムで意地悪そうな消費税を選びました。
消費税がわからないと会計事務所ではお話にならないと所長さんもおっしゃってたし、消費税の注目度は年金と並んでたいしたものでしたので一番学んで置いて損はない科目だと思います。