資格試験の極意


書いて覚えるべし
「十読は、一写にしかず。」と昔からのことわざにもあります。
理論はもちろん覚えたいキーワードの書きなぐり。
タイプが早い人はワードでもいいと思います。
打ちながら結構見て、読んでと色々五感使ってるから

敵の癖を知るべし
税理士試験の場合試験委員は3年契約です。
最初は、受験生の力とかてんでわからないのでとてつもなく難しい問題を出したりする傾向も無きにしも非ずです。
でもやはり同じ人間だけに、傾向は同じだと思います。

難しい問題を好むタイプは、難しい問題を数多くこなす必要もあるし、捨て問題も見極めが重要になるし

基本問題の好きなタイプはポカしないことに全力を注いで基本的な問題を絶対落とさない訓練が必要になります。
実務的な問題は最近の試験委員はみんな大好きです。
ポイントカードやホームページなど消費税で出たときは面食らいましたが
一般実務でこれはどうなの?ってと頃は狙われますし実務の本も読んでみるべきです。

図解シリーズがおすすめです。
自分の場合は余裕も無いし、実務にも試験勉強中付いてなかったので実務的な本はあまり縁がなかったのですが、一問一答形式の国税庁などが出してる本は法規集より面白くて
手に取れる環境にある人は、全部読まなくてもいいのですが一読してみると面白く税法などは理解できるかもしれません。


難しい問題はスルーじゃ
はまる人ほど実は頭がいい人かもしれません。
見捨てるのはプライドがゆるさん。
何とかできるはずだ。

でも意外とこれが骨折り損のくたびれ設けになり、他の簡単な問題(配点も多い)を確実に時間を与えられなくなりどつぼに


計算過程省略はほどほどに
詳しく丁寧にとまでいきませんが書かないとまず合格できません。
よく最終値や別表の値にしか配点は無いだろうという見解がありますが
私の場合計算過程に配点がなければ受からなかったからです。

タイトルなどはわかればいい程度に省略してキーとなる数字、式は絶対もらさない方がいいと思います。


間違いノート作るべし

簿記と法人で作りました。
ただ私の場合作っても汚い字であまり後から見直さなかったんだけど
そのノートに書くこと、そしてまたやっちまったと反省する材料としました。
だから文言も自分にだけわかるような感じで、怒ったような殴り書きでした。

字が汚いのは税理士受験生の常じゃ
実は子どもの頃から習字をやっており、一応段持ちなのですがこの試験で字を汚く書いても読んでもらえるという環境に染まり、すっかり普段も人から怒られるほど雑な字になりました。

かなり汚い字でもよんでもらえますが、やはり読んでもらうという気持ちが大事です。
タイトルをちゃんとあげる
箇条書きにする
あまり大きすぎる又は小さすぎる字で書かない。
消しゴムが使えないので訂正する余白のためますの3分の1ぐらいは残して書きます。
キーワードの誤字脱字は致命的

字を早く書けることはすごいアドバンテージになるのがこの試験の嫌なところであり特徴でもあります。
鉛筆だこが出来るくらい書かないとなかなかうまいかないものです。

メインのテキストの浮気はよくない
メインテキストは、一つに決め浮気しなほうがいいと思います。
当たり前の事ですがそこに全て書き込みます。
付箋は100円ショップで大量に購入しておきます。
とにかく再チェックしたいところなどは、問題テキストかかわらず付箋をつけまくりました

大原やタックは最後の方に計算など要点チェックシートみたいなものに答案練習で間違えた事などをどんどん書き込むパターンがいいでしょう

計算問題は、自分がマシーンになったつもりで
計算を与えられてからじっくり考えている余裕はありません。
よく高校や大学受験でも数学は実は暗記だという人がいます。
計算パターンを覚えてしまえば高度な数学的思考はそれほどいらないので
反射的に問題が解けるまで計算マシーンになったつもりで繰り返しするしかないような気がします。
難しすぎるのはパスするから問題なしだと思います。

ポカミスよああポカミスよポカミスよ

ポカ。何度この言葉に悩まされた事でしょう
試験の後に電車の中などで自分のポカに気が付くたびに肌寒くなってくる。
ポカは、上がりやすい人に多い傾向があり、私は典型的でした。

●転記ポカ=数字などの写し間違い⇒これは経理のイロハと知り合いに教えられたカンマごとに脳内音読がいいと聞きました。桁の大きいのはカンマごとに写すかたちです

●問題の中にある数字キーワードの見落とし⇒問題の中の数字は全部何らかのマークをつけます
                     一行丸々見落としたりすることもあるのが恐ろしい本番ですから

●独りよがりの思い込み⇒実かこれが一番怖いです。
                 前にやった問題とよく似てるとやったーと思いその通りに書いてしまう傾向があるからです。
実はよくよく見ると違ってる部分とかあるのですが、最初の思い込みはことのほか大きくて
まず本番の異常な精神状況ではまず気が付きません。

●問題の指示どうりにしない。⇒AとBを分けて書きなさいとかちゃんと指示してあるのにそれを無視していつも慣れ親しんだ理論サブノートをベタ写ししたらまずいです。
専門学校とは、配点がどうもちがうようです。
自分の力で概要をまとめられればかなり好印象かせげるかもしれません。                    

電車の中で理論を声に出したら周りが引くかもしれん
消費税の理論に代表される覚えにくい理論。
ですが反対に一度永久記憶に入ると覚えにくかった理論ほど頭に残っているものです。

私などはもう消費税の試験からだいぶたちますが、恐ろしい事にまだ7割ぐらい空で条文がいえます。
お坊さんのお経のように消したくても消えなくなってしまった感じです。
ボリュームの少ない理論はいっぺん完璧に覚えてしまえば後は風呂に入ってようが、トイレにいようが、電車に乗ってようが、散歩をしてようが、仕事の合間でも自由に思い出す訓練が出来るからです。

答案練習は大事だけど
直前期にたまるのは欝じゃ
答案練習の大事さはいうまでもありません。

でもストレートに合格していけばいいのですが、私のような凡人はそうは行かず、必然的に
去年の分、と前の年以前の答案練習もたまってきます。
そして大原タックなど複数校受けていたので、どれがやったんだかやらないんだかわからなくなります。
これも100円ショップでビニールポケットの付いたA4サイズのファイルがお勧めです。

これにファイルして言って順番にやった日付を書いていけば何回やったかどれがだめだったか
メモする事もできます。

またこのファイルは安いので、例えば国税庁のタックスアンサーなんかに書かれてる実務的な内容も印刷してファイリングしておけば、結構あそこにかかれてる内容が出たりしますから便利です。

人に教えるのは、知ったかと違い理解が必要じゃ
昔、子どもの頃人に物を教えるのはただ学習する場合の倍以上理解が深まると聞いたことがあります。
知ってる人に教えてみる。

人に教える場合恥をかかないよう、上っ面の暗記でなく、深い理解が必要になるので
本当の意味での理解と学習が出来ると思います。.


早起きは苦手な人が多いだろうが三文の徳かも
なんでも記憶の定着には夜寝る前に暗記して、次の日の朝それを復習するのが一番いいんだと
よく学生時代試験前だけやったあのパターンですよ。
夜寝る前ってかなり脳みそが疲れてるけど、暗記にはそのまま眠りに入っちゃう前がいいみたいです。

 その後次の日の朝復習できる習慣にあるかないかで大きな差が出るかも。
別に机の上でなくてもトイレでも、電車の中でもいいと思うんですけどね。
その後1週間後、2週間後、1ヵ月後と復習スパンを長くしていくと長期記憶にいいみたいです。

 


背水の陣を引くのじゃ
 隙間時間にあせって覚える事の方が、長時間だらだらやってる事より記憶の定着にもいいらしいしです。

ぶっ続けで10時間やったーっていうよりところどころ気分転換〔音楽とか〕入れたほうが却って記憶の定着にいいということでしょうか。

 あと背水の陣を引くのも大事かも

 なんでも項羽と劉邦のなかで、韓信という劉邦の家来が圧倒的に不利な戦いの際に背水の陣という兵法では
凶陣といわれる布陣を引いたんです。
でも家来はどうせ後ろに逃げて水におぼれるくらいなら、正面の敵と戦った方が活路があるわけで、がむしゃらに戦い、他にも手があったんだけどその戦いは大勝利に終わったという話があります。

来年があるさとか、働いてるからとか逃げは余りよくないという事ですかね。


いっそのこと今流行のブログを利用するのはどうかの?
よく言われてる5感を使うというのは効果的。見て書いて読んで聞いてというパターンだけど
今流行のブログなんかやってそのブログを間違いノートにしてもいいかも

一応見ながら書いてるし、読み直しもするだろうし、まあ見てる人は面白いと思うかは??だけど
同じような境遇の人は分かり合えていいかもしれないし。

私もこのサイトで今まで勉強した事の忘れ止めのために、大分グダグタ書いてあるけど一応アップするからには間違えたらまずいだろうし、と思い考えながら見て書いてるんで大分復習になってよかったとそれなりに自己満足してるんですが。。。。



戻ります