ペット 犬編
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うちの子メイ♀7歳です。
5月に生まれたからメイという単純な名前です。
子どもの頃から美形で病気知らず。とても飼い主孝行な一人娘
ですが、結構困ったチャンでもあります。
流行のガーディニングと犬を飼うのはなかなか両立しないものです。
何度、植木鉢をひっくり返して主人に怒られた事か
バラを植えれば、勝手に切り戻しするし、芝生はおしっこで枯れるし
そこらじゅう堀まくるし
特に雷が来るとうちのメイはかなり遠くにいる時点からくんくん泣き出し挙動不審になり始め、挙句の果てには、何を思ったか一心不乱に穴掘りを始めます。
その速さたるはものすごく、あっという間に直径一メートル大の穴を掘ってしまう。
一度は雷で脱走して近所の竹やぶに逃げ込んだ前科もあります。
病気はしないのですが、犬を飼う場合のランニングコストはあっという間にイニシャルコストを上回ります。
獣医は、はっきり行ってぼったくりが多いし、万札が飛び交う獣医の会計は
診療体系が謎なだけにハラハラドキドキシュワちゃんの映画なみです。
実を言うと、犬を飼ったのはメイが初めてなのでいろいろなサプライズがありました。
まず、子育てと同じように「公園デビュー」なるものがあり、全く子どもと同じような
コミニケーションが公園で存在している事。
オス、メスと言うのはタブーで女の子、男の子とよびますし、たちの悪い子どもは
はぶられてしまいます。
中には自分の息子よりかわいいとのたまうおば様までいるくらいですから
生類憐みの令どころじゃありません。
犬を飼うときに選んだポイントは、なるべく大きくて賢い犬がいいと思いました。
また、外で飼うなら、防犯にもなるだろうし
ところが飼ってみて、確かにへんにずるがしこいところがある。
そして、レトリバー系に共通してるらしいんですがとにかく食い意地がはってる。
散歩中になんだかわからないものを口の中に入れて飼い主があわてて取ろうとしても頑として口をあけない。
またそういうときのひっぱる馬鹿力もすごくて、最初の頃は思い切りすっころばされました毎日の散歩も昔々の狼時代のDNAのなせる業か狩猟している気分なんでしょうか。
防犯と言う点ではうちは真夜中に泥棒に入られた事もあり、毎日にメイに給料(えさ)を与えてたのに何たる醜態と言うか。。。
でも実際被害金額なかったし、今はすぐ殺されちゃったりする時代だからまだ犯人
に遭遇しなかっただけ幸いなんですが。
隣に工事が入った時も、一度お弁当の残りをいただいたら、忠犬ハチ公のごとく毎日、強風が吹こうが、ぴったり、工事のおじさんの見える位置にお座りし続ける始末。
そして何か頂戴光線をジーっと人間に送るんです。
しまいにはおじさんにもうねえよと怒鳴られてましたが
そんなこんなでいつも何かしらやらかしてくれるメイですが、この犬のおかげで散歩に行っても知らない人とすぐお話が出来るし、外で嫌な事があっても頭をなでてると、だんだん癒されてくるから不思議です。
馬鹿な子ほどかわいいと言うか
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